五月九日・うさぎや便り

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「食っちゃ寝」

 


おはようございます。
 

 
うさぎや  店主の岩佐です。
 

 
GWも過ぎて、きょうは被災地での状況が気になる雨もようです。
 

九州の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 

まだまだご不自由をしのんでの日々、
 

どうぞお身体をこわされることのありませんように。
 

 



良く食う人は良く寝るといいます。



 

逆に言うと、少食の人ほど睡眠時間は短いのです。



 

子供の頃は、良く食べ、良く眠ることは健康に良く、



 

大きく育つと教えられました。



 

人は寝ているときに成長ホルモンを出すから、



 

良く眠る子供は確かに良く育つのは間違いないでしょう。



 

しかし、成長のピークを超えた大人は、



 

本来、成長のための睡眠はあまり必要ではないはずです。



 





 

植物には「栄養成長」と「生殖成長」と言う二つの生理的成長があります。



 

「栄養成長」は茎や根、葉を伸ばすことであり、



 

「生殖成長」は種をつけることでありますから、



 

ある時期に来たら必ず生殖成長に切り替わらなければならないのです。



 

このタイミングを逃すと、植物は背丈ばかりが高く、葉ばかりが大きくなり、



 

身体を大きくするために光合成で得たエネルギーを使い果たしてしまいます。



 

そして満足に種を着けられずに枯れていってしまうのです。



 



人も同様であろうと思います。



 

生物の最終目的は種を繋ぐことでありますから、



 

必ず生殖成長に移行しなければなりません。



 

それは子を授かると言う意味だけではなく、



 

次の世代のために自分が残せるものは出来るだけ残すということ。



 



さて、「食っちゃ寝」。



 

人は食べると消化に大きなエネルギーを使います。



 

人がなぜ眠るのかといえば、



 

消化した栄養を細胞に変えるためです。



 

栄養成長のために良く眠ってしまうと、



 

人も生殖成長に切り替われなくなってしまいます。



 

飽食の時代と言われて久しいですが、



 

現代の人は食べ過ぎてあるといつも思っています。



 

食べるから良く眠る。



 

良く眠るから、良き地球環境や素晴らしき健康や



 

思慮深い思想を、



 

次世代に繋ぐことを考えないのではないでしょうか。



 

食べることを減らすと、



 

眠りの時間が短くなるはずでありますから、



 

もし、地球の未来を考えるのであれば、



 

あなたも飽食から抜け出してみてはいかがでしょうか。



 

 

明日、五月十日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優



 
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