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書籍 第5の味覚UMAMIでカラダがよろ昆布

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【第5の味覚UMAMIでカラダがよろ昆布】
 
第一章 昆布の秘密 海が紡ぐ菜園

 たくましき昆布

 昆布のルーツを辿ると面白い!

 昆布愛慕

 世紀の発見UMAMI

 元気と健康の源 昆布を食べよう

第二章 魅力たっぷり昆布の馬鹿力

 アンチエイジングの神食材

 やる気は昆布脳からやってくる

 ダイエットにオラクル? 健康な食生活と脳の関係

 昆布で痛風が改善した 痛風に昆布だし

 昆布から発見! ポリフェノールの抗酸化成分

 お肌がツルツル・美肌を作る・若返りの昆布料理

 美髪ケアして髪美人

第三章 昆布健康法の取り入れ方

 元気と健康の源 昆布を食べよう

 まとめて食べるより毎食が大事 体に悪いものを止めよう!

 ちょい足しで変わる昆布の劇的パワー

 求めて止まぬ昆布のチカラ

 最もホットな命の残量を示す「テロメア」

 昆布料理健康法昆布のハッピーレシピ

 


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食前酒 梅酒の昆布水割り

残り香昆布とわらの燻し  日替わりねた

海老とにらの水餃子 昆布UMAMIだし

昆布締めお造り

昆布締め 天ぷら

炭火焼 昆布アンチョビガーリックオリーブソース

かまたま そうめん  昆布しょうゆ




うさぎや便り・五月二十三日

カテゴリー

「料理酒」

 


こんにちは。
 

 
うさぎや  店主の岩佐です。
 

 
最近は不思議なようによくあたる天気予報です。
 

 
しっかり降った雨のあとにからりと爽やかな五月晴れ。
 

 
そして昨日、一昨日は、これも予報どおり
 

 
29℃を超える七月なみの暑さの京都でした。
 

 



日本酒は魔法の調味料です。

 



素材の臭みを取り、旨みを加えて柔らかくしてくれます。



 

料理酒として売られている商品もありますが、

 



適度な品質の日本酒を使いたいですね。

 



でも、大吟醸など高級な日本酒は料理酒には向きません。

 



なぜなら、大吟醸は米の表面を大きく削っているからです。



 



日本酒と料理を結びつけるポイントはコハク酸。

 



コハク酸とは、有機酸の一つで食品添加物に指定されており、

 



「あさり」など貝のうま味成分としても知られています。

 



また清酒にも40種類以上の有機酸が含まれており

 



中でもコハク酸の含有量は乳酸・リンゴ酸と共に多くを占めています。

 



コハク酸はお米の表面に多く含まれています

 



ですから、

 



大吟醸のようにお米の表面を大きく削っている日本酒には

 



旨み成分が残っていないのです。



 



料理に合う日本酒は純米酒です。

 



料理酒として売られている商品の多くは酸味料と醸造アルコール、

 



場合によっては水飴を加えた日本酒風味のアルコールですから、

 



日本酒としての効果はありません。

 

日本酒のアルコールは魚の生臭み成分である

 



トリメチルアミンを蒸発させる作用があります。

 



ですから、魚を買ってきたら、調理する前に日本酒を軽く振りかけて

 



冷蔵庫におきましょう。

 



生臭さを取り去ってくれます。

 



日本酒は旨みをプラスする効果があるのですが、

 



意外なところでは海老のお造りに日本酒が合います。

 



ほんの数滴、海老のお造りにポタポタと垂らしてみてください。

 



海老の生臭みが取れ、フルーティーになります。

 



それ以外にも、鮪の中トロ、大トロなど、

 



脂っこい魚に日本酒は絶大な効果を発揮します。

 



ほんの数滴が魔法の調味料になるのです。

 



 

 

 

明日、五月二十四日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


五月十六日・うさぎや便り

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「賭け事」

 


こんにちは。
 

 
うさぎや  店主の岩佐です。
 

 
爽やかな日が続いてます。
 

 
ここ数年の五月はなぜか短くて
 

 
早めな梅雨のシーズンに入ってしまうようで
 

 
今年もこの傾向があるようですが、
 

 
束の間の爽やかで眩しい日差しの
 

 
五月を心ゆくまで楽しみたいものです。
 

 

 



さて、ここにある賭け事があります。

 



参加者は10人で

 



一人の掛け金は最低1000万円です。

 



過去のデータによりますと、この賭け事(ギャンブル)は、

 



3年以内に参加者のうち3人が勝ち残り、7人が負けてします。

 



10年後の勝者は1人のみで

 



1/10しか生き残れません。

 



あなたは、この賭け事にかけてみようと思いますか?

 



もし挑戦するとなると大胆なチャレンジです。

 



 



実は、この賭け事の数値は、日本国内の飲食業の閉店率なんです。

 



2015年のデータを見ますと、

 



1年未満で閉店したお店は34.5%で、

 



2年以内で閉店したお店は15.2%です。

 



約2年以内に約50%は閉店をしていることになります。

 



さらに、3年では約70%が閉店し、

 



10年後に営業しているお店は10%と言われています。

 



 



料理の流行の移り変わりや世の中の変化など、

 



様々な変化に対応できないお店は淘汰されていくのでしょう。

 



また、昔から経営されているお店があることも考えると

 



新規参入者にとってはとても生き残りの難しい世界

 



さらに、少子化のことを考えるとお店の数は

 



もっと少なくなると考えられます。

 



 



さて、飲食店の平均開業資金は約1000万円くらいです。

 



30坪のカジュアルなレストランだと約3000万円。

 



50坪くらいの高価格レストランだと1億近い投資額になります。

 



その投資をして、生き残れるのがこの状況なのです。

 



多くの人は、この現実を直視せずにスタートを切ります。

 



「まぁ、大丈夫でしょう」

 



 

そんな感じの安易さが閉店率に表れていると思います。

 



数字は嘘をつきません。

 



まさに賭け事です。

 



 



オーナーシェフ(経営者)になるということを夢見ている人は多いのですね。

 



お金を調達できれば明日からでもなれますが

 



継続していくことが大変なのです。

 



お店を始めるとそこには様々な「現実」が待っています。

 



そして、オーナーの仕事の多くは、色々な問題

 



面倒な出来事の対処などがほとんどです。

 



だからこそ、実力があることはもちろんのこと

 



「面倒を見ることが苦にならない」

 



「問題があれば、喜んで引き受ける」

 



それぐらいの人でないと日々の中のストレスで疲れてしまい

 



この熾烈な競争を生き残れないと思います。

 



 

それでも挑戦しようと思う人

 



賭け事(ギャンブル)で勝とうと思うのであれば、

 



最低でも「技術」「資金」そして

 



「流れを見る目」が必要です。

 



目標を達成するには、努力と継続の力が必要です。

 



天地自然の万法は「大樹は大樹」

 



「小花は小花」の役目を与えます。

 



自分に相応しい質量の幸福と成功があるようです。

 



 

明日、五月十七日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


五月九日・うさぎや便り

カテゴリー


「食っちゃ寝」

 


おはようございます。
 

 
うさぎや  店主の岩佐です。
 

 
GWも過ぎて、きょうは被災地での状況が気になる雨もようです。
 

九州の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 

まだまだご不自由をしのんでの日々、
 

どうぞお身体をこわされることのありませんように。
 

 



良く食う人は良く寝るといいます。



 

逆に言うと、少食の人ほど睡眠時間は短いのです。



 

子供の頃は、良く食べ、良く眠ることは健康に良く、



 

大きく育つと教えられました。



 

人は寝ているときに成長ホルモンを出すから、



 

良く眠る子供は確かに良く育つのは間違いないでしょう。



 

しかし、成長のピークを超えた大人は、



 

本来、成長のための睡眠はあまり必要ではないはずです。



 





 

植物には「栄養成長」と「生殖成長」と言う二つの生理的成長があります。



 

「栄養成長」は茎や根、葉を伸ばすことであり、



 

「生殖成長」は種をつけることでありますから、



 

ある時期に来たら必ず生殖成長に切り替わらなければならないのです。



 

このタイミングを逃すと、植物は背丈ばかりが高く、葉ばかりが大きくなり、



 

身体を大きくするために光合成で得たエネルギーを使い果たしてしまいます。



 

そして満足に種を着けられずに枯れていってしまうのです。



 



人も同様であろうと思います。



 

生物の最終目的は種を繋ぐことでありますから、



 

必ず生殖成長に移行しなければなりません。



 

それは子を授かると言う意味だけではなく、



 

次の世代のために自分が残せるものは出来るだけ残すということ。



 



さて、「食っちゃ寝」。



 

人は食べると消化に大きなエネルギーを使います。



 

人がなぜ眠るのかといえば、



 

消化した栄養を細胞に変えるためです。



 

栄養成長のために良く眠ってしまうと、



 

人も生殖成長に切り替われなくなってしまいます。



 

飽食の時代と言われて久しいですが、



 

現代の人は食べ過ぎてあるといつも思っています。



 

食べるから良く眠る。



 

良く眠るから、良き地球環境や素晴らしき健康や



 

思慮深い思想を、



 

次世代に繋ぐことを考えないのではないでしょうか。



 

食べることを減らすと、



 

眠りの時間が短くなるはずでありますから、



 

もし、地球の未来を考えるのであれば、



 

あなたも飽食から抜け出してみてはいかがでしょうか。



 

 

明日、五月十日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


五月二日・うさぎや便り

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「炭水化物の危険性」

 


おはようございます。
 

 
うさぎや  店主の岩佐です。
 

 
五月・ゴールデンウイークになりました。
 

 
あい変わらずの、気まぐれな気温の変化であたりまえに暮らしていてさえ
 

 
身体に不具合が起こります。
 

 
九州の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 

 

所によってはまだまだご不自由をしのんでの日々、

 



 

どうぞお身体をこわされることのありませんように。

 



 

あらためて被害の大きさとこれからのお暮らしの大変さを感じています。

 



 

さて、

 



私達の一番身近にある食品の多くは炭水化物が多いのですね。

 



例えば・パン・ラーメン・焼きそば・うどん・そば・そうめん

 



パスタ・はるさめ・ピザ生地・麦・モチ・白米・玄米

 



餃子の皮等・せんべい類・スナック菓子類・加工食品類

 



パン粉・小麦粉を使った粉物・パン粉や小麦粉から揚げ物等

 



さつまいも・じゃがいも・トウモロコシ・かぼちゃ

 



大きな枠だとコンビニやスーパーの惣菜やお弁当等々

 



甘いものなんかも、ほとんど炭水化物が多いのです。



 



そう思うと単純に甘いものを避ければ糖質は避けられますが

 



炭水化物は一概に甘い物ばかりではないのです。

 



それでいて炭水化物は美味しく感じられ主食と言われることも多く

 



ついつい食べ過ぎてしまいやすいことの方が問題なのです。

 



また上記のように現代の技術も有って 

 



多種多様な形で存在することが一番の問題なのです。



 



ご飯のおかずに揚げ物を食べて。。 

 



そのあとにポテトチップスやお菓子なんかを食べたら、もう炭水化物だらけです。

 



若い頃は焼きそばパンやラーメンライスそばとカツ丼なんて組み合わせも。。。

 



炭水化物は 形状を変えて様々な食品になっています。

 



正しい知識を持つことで食べ過ぎを控えるということが出来ます。

 



加工食品の場合は「炭水化物」の表示があると思うので

 



分かりやすいと思いますが 

 



日常的に身近な 穀類 麺類 芋類 この辺にも気をつけたいものです。



 



ところで、「炭水化物」じゃないシンプルなこんな料理をご存知ですか

 



刻んだキャベツを油で炒めたのがお皿にのって、

 



それにソースをかけただけのものですが

 



これを、「キャベツボール」といいます。

 



そのキャベツボールですが、

 



池波正太郎先生の「むかしの味」「食卓の情景」という本に、

 



昭和初期の東京下町の屋台の「どんどん焼き」というのが出てきます。

 



そのどんどん焼きやさんのメニューの中に「キャベツボール」

 



そして池波先生の発案の「ポテトボール」というのもあります。

 



キャベツボールはキャベツと揚げ玉を炒めてソースをかけたもの、

 



ポテトボールは茹でたジャガイモをさいの目に切ったものとキャベツを炒めたものです。

 



炒めキャベツにソースって合うんですね♪

 



 



 

明日、五月三日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


四月二十五日・うさぎや便り

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「睡眠」

 


おはようございます。
 

 
うさぎや  店主の岩佐です。
 


 
この度の震災でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、
 

 
御家族の皆さまにお悔やみを申し上げたいと思います。
 

 
また負傷された方々、
 

 
全ての被災者の皆さまに心からお見舞いを申し上げたいと思います。
 





 



料理人はクリエイター、アーティストであるとともに

 



 

アスリートであると思っています。

 



 

料理人の生活は不規則なことが多いのです。

 



 

人が休んでいる時間に仕事をするわけですから、

 



 

どうしてもそのようになってしまいます。

 



 

もう数十年前ですが、私自身お店をオープンした当時は

 



 

本当に睡眠をとることができませんでした。

 



 

仕事が本当に山積みだったということと、

 



 

勉強不足を補うためには

 



 

睡眠時間を削るのが一番てっとり早かったからです。

 



 

ほぼ2年間くらいは毎日5時間も寝ていなかったと思います。

 



 

しかし、年齢とともに体力も落ちてきます。

 



 

そこで、色々と調べて睡眠を大切にしています。

 



 

時間もできる限り確保するようにしています。

 



 

そうすると思考がとてもよくなり、イライラすることも減るようです。

 







よく眠るための方法として基本的には、食事と運動と光を考えます。

 



 

まず朝にタンパク質と炭水化物を摂ります。

 



 

それによりトリプトファンが摂取され、

 



 

脳の中でセロトニンが生成されます。

 



 

セロトニンは精神を安定させる脳内物質です。

 



 

料理人の仕事はストレスがとてもかかるので、

 



 

安定してクオリティを出すためにも、

 



 

ストレスでイライラしないためにもセロトニンが必要です。

 



 

ちなみに、セロトニンはタンパク質を摂取後、

 



 

太陽の光を浴びると生成されます。

 



 

ですので、朝はできるだけ太陽の光を浴びるようにします。

 



 

さらに、運動をすると相乗効果を生みます。

 



 

このセロトニンが、夜になると

 



 

睡眠ホルモンのメラトニンに変化をしますので、

 



 

朝にタンパク質と炭水化物をとることが大切だと言えます。

 



 

クリエイティブなものごとを考える時間は必ず午前中に、

 



 

起きてから一番脳がクリエイティブに動く時間です。

 



 

さらに、起きてから6時間から7時間経った時に、

 



 

仮眠を15分から30分取ります。

 



 

これにより、夜に向けての仕事の効率が格段に上がります。

 



 

夜仕事が終わると明かりは暗くしたほうが良いようです。

 



 

こうすることで睡眠ホルモンのメラトニンを増やすことができます。

 



 

お風呂に入ると交感神経が活発になり、

 



 

体が目覚めてしまいますので、私は昼に入ります。

 



 

夜に糖質を食べると、熟睡はできません。

 



 

糖質を食べることで血糖値が上がり、

 



 

それを抑えるためにインシュリンが出ます。

 



 

インシュリンを抑えるために、アドレナリンが出てきます。

 



 

アドレナリンは興奮物質です。

 



 

さらに、内臓はずっと動いている状態ですので、

 



 

体を休めることができません。

 



 

寝る前は体の温度が下がり始めるのを待ちます。

 



 

携帯、パソコンも極力見ないほうが良いようです。

 



 

そのあと、布団にはいると一気に熟睡できます。

 



 

加藤清正公以来400年にわたって熊本県のシンボル

 

であった熊本城が大きな被害を受けています。

 

熊本県の皆さまは大きなショックを受けられたのではないかと思います。

 

どうぞ、たいへんな避難先での日々

 

くれぐれもお身体に障りませんよう、お過ごし下さいますように。

 




 

明日、四月二十六日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


四月十八日・うさぎや便り

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「アドラー・ブーム」

 


こんにちは。
 

 
うさぎや  店主の岩佐です。
 

 
熊本地震

 

まだまだ余震が続くようですし、今後の動きが心配です。

 

これ以上、被害がひどくならないよう、余震が早く収まるよう、

 

被災者の方々が一刻も早く日常生活に戻れますよう、心より願っております。

 

 
寒かったりあったか陽気だったり
 

 
気ぜわしい展開の季節のなか、今年はタケノコが「豊作の年」だそうです。
 

 

 
昔の人は、春の陽気にうとうとすることを蛙のせいにして、
 

「蛙の目借り時」と名付けました。

 

眠いのは蛙に目を借りられるためだと。

 

目借りは妻狩り、つまり蛙が配偶者を求める行動から転じたもの。

 

相手を求めてしきりに鳴くこの季節は

 

「蛙の妻狩り時」でもあると、

 

『季語集』(岩波文庫)が教えてくれます。

 



 

フロイトとくっつくのくっつかないのと喧しいやりとりを続けてきた

 

オーストリアの心理学者アルフレッド・アドラー(1870~1937)

 

がブームになっています。

 

アドラーは、精神分析の創始者であるフロイトが主宰するウィーン精神分析協会の

 

中心的メンバーでしたが、学説上の対立から決別しました。

 



 

フロイトは、人間には意識と無意識の世界があり、

 

人間が「性欲」という本能的衝動によって動かされると考えました。

 

これに対し、アドラーは人間は全体が一つのまとまりで分割できない

 

と説きます。

 



 

意識と無意識、理性と感情、身体と精神など

 

一見相反するものも、互いに補い合う存在だと考え

 

全ての悩みは対人関係の悩みだとして、対人関係を重視しました。

 

自分や他人をどう見るか、自分の直面する問題をどう解決するか

 

といった思考や行動の傾向を

 

「ライフスタイル」と命名。

 

それは自分で選んだものであり、変えることができると考えたのです。

 



 

アドラーの考え方は、性善説と楽観論に基づきます。

 

誰もが不安にとらわれている現下の日本で、

 

「ありのままの自分を大切にしよう」

 

というアドラーの教えにしがみつこうとする人が出てくるのは

 

当然の現象でしょう。

 



 

こういう人は、

 

例えば『自分の引き寄せ力を知りたいあなたへ』

 

等と謳った

 

「自己啓発業者」の格好のカモになります。

 

『今、熱いのはこれだ』

 

『引き寄せ術』

 

とか

 

最近、これらに関するテレビの番組が花盛りです。

 

それだけ視聴者の関心も高いのでしょう。

 

しかし、人間はひとりひとりちがうし、

 

あまりに神経質になって右顧左眄(うこさべん)するのはどうでしょうか。

 

情報にふり回されるのは、それはそれで一種の快感でもあるでしょう。

 

中庸、などと難しいことを考えるまでもありません。

 

どんなことでも極端はいけない、と

 

頭の隅で思っているだけでちがうと思うし

 

人々の暮らしとは一体なんなのだ、と

 

考えていると一日が終わります。

 

生はいとしき蜃気楼

 

よく晴れ渡った京都。

 

心地よく過ごせるのは自然の恵み、地震が起きるのも自然の力。

 

私達は生きている地球に生息しています

 

傲慢になってはいけないのだと、

 

あらためて自分を諫めます。

 



 

明日、四月十九日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優

 




四月十一日・うさぎや便り

カテゴリー

「淡味清麗の料理法」

 


こんにちは。
 

うさぎや  店主の岩佐です。
 

 
さくら・たけのこ・京の春
 

 
先週の話題はどこもさくら、さくらでしたが、風と雨でおしまいです。
 

 
かって太閤さんがお花見をしたという、ここから少しのところの
 

 
醍醐三宝院もたいへんな人出だったそうです。
 

 
それにしても今日は強く風が吹き抜けていきます。
 

 
昨日の陽気とは打って変わり薄着は辛いです。
 

 

 

さて、ご家庭では料亭や高級レストランのように有り余る材料をほしいままにする

 

ということはなかなか叶うものではありません。

 

時間的・経済的にも制約が多くて

 

限られた品数で満足感を得るには大変な工夫を凝らさねばなりません。

 

この点においては本来、ご家庭のほうが、

 

より献立の構成が重要となるべきものであります。

 



 

俗に「一汁一菜」「一汁三菜」と申しますが、

 

いかに「汁もの」と「菜」を組み合わせ、

 

ご飯との相性を見据えてそれぞれを補完し、

 

シンプルながらも不足のない組み合わせになるよう心掛けたいものです。

 


ここで言うところの「一汁一菜」の汁は味噌汁を指します。

 

茶懐石ではまず炊き立てのご飯と味噌汁で構成される一の膳をお出しします。

 



 

あくまでも献立の柱は有史以来、

 

日本人の食卓を構成する根幹のお米です。

 

すなわち「炊き立ての白いご飯をいかに美味しく頂くか」

 

この一点にありました。

 

最近では欧米の影響を受けて食習慣も多様化

 

ご飯の占めるウェイトもかなり低くなってきましたが、

 

やはり私たちにとってはご飯というものは特別なものであることに変わりはありません。

 



 

かと言って、味噌汁・おかずともに濃い味つけにしてしまうと

 

何気にご飯は進みますが、

 

本来の米の甘味や美味しさを覆い隠してしまいます。

 

やはり主役である米は少し手間をかけ、

 

一度は土鍋で炊かれることをお勧めいたします。

 

この土鍋を使えば、

 

驚くほど簡単にふわっとし、仕上がりのみずみずしいご飯を炊くことができます。

 



 

べつに特別な技を必要といたしません。

 

土の持つ素材が均等に熱を伝導させ、また著しく保温性を高め、少々の失敗を包み込んでくれます。

 

ご飯と相性の良いものは不思議と酒とも相性がよいものと思います。

 



 

考えてみれば酒の原料は米であるわけですから、

 

このことは至極当然のことなのでしょう。

 

ここでも先ほどの方程式が当てはまります。

 

すなわち、あまりにも塩味の利いた肴は酒がどんどん進みますが、

 

本来の酒そのものの味をこれまた覆い隠してしまいます。

 

料理の優劣は素材が9割を占めるものだと

 

常々思っています。

 



 

魚や野菜そのものの持ち味を下ごしらえや塩梅、加減によって

 

いかに引き出すことができるか。

 

このことこそが料理することの一番の目的です。

 

それなればこそ同じ筍でも孟宗竹(もうそうちく)筍は孟宗竹、

 

「淡竹(はちく)」や「根曲がりだけ」「真竹」「寒山竹」などとは違います。

 

そのような微妙な素味の違いを味わうことができますでしょう。

 

どうぞ皆様におかれましては、思い切ってこの

 

淡味清麗の料理法に挑戦なさってください。

 



 

今までに味わったことのない、「辛い・甘い・酸っぱい・苦い・塩辛い」

 

という五味の範疇に収まりきれない

 

滋味・妙味を発見なさること必定です。

 



 

うま味とは味の記憶です。

 

最近ではお母さん方が料理をしなくなって、"おふくろの味"が"袋の味"、

 

つまりパッケージされた食品の味になってきています。

 

今、そんな味の記憶をつくってくれる人がいなくなっているのは

 

悲しいことです。

 

また、味は教養です。

 

味を知っていることは教養であり、

 

料理は文化です。

 

淡味清麗の料理法

 

日本の文化を継承してほしいですね。

 



 

明日、四月十ニ日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


三月二十七日・うさぎや便り

カテゴリー

「うま味」
 


こんにちは。
 

うさぎや  店主の岩佐です。
 

 
ここ数日間は驚くほどの寒さですが
 

桜が開花しています。

 

山科川堤の桜も開きジョキング途中で木を見上げる方の姿が見られます。

 



 

Le konbu, l'algue magique de la cuisine japonaise

昆布は日本料理における魔法の海藻
 



うま味は一番新しく発見された基本味



私達の舌で感じることの出来る、味の基本は五つです。(注①)

 

塩味・甘味・酸味・苦味、そしてうま味。



これらはそれぞれ、舌の上にある小さなツブツブ(味蕾)が感知できる味

 

ということで基本味と名付けられています。



ちなみに、辛味というのは味ではなく刺激によって感知するものなので、基本味には含まれません。



「味蕾」は、フランス語で"papille gustative"と言います。







Figaro紙で昆布のうま味に関する記事

 

近年、日本食ブームという事もあってフランスやスペイン、イタリア



などの日本食産業の成長著しい国々で、昆布が消費され始めています。



今までですと、「出汁は<だしの素>で十分!」

 

が欧州日本料理店の常識だったのですが



最近になってやっと自然のうま味に目を向ける料理人が増えてきています。



スペインのマドリッドに拠点を置いている、アジア食材を専門に輸入している会社



社長の話ではこの、ニ~三年で北海道産の銘柄昆布を注文する客が初めて出てきたとのこと。



京都の料亭ではもちろん



ある程度お金をいただけるような料理を出す日本料理店では、



料理の基礎と言える「だし」に使う昆布の銘柄はとても重要です。



しかし、ヨーロッパの「日本料理」は、そこまで昆布に対する姿勢がシビアでなくてもいいんですね。

 





欧米人は"umami"を感じづらい?



日本人は、歴史的にうま味を上手に料理に使ってきました。(注②)



というと、日本人以外はうま味を使ってこなかったのか



と想像してしまいがちですが、そうではありません。



彼らもうま味を利用してきました。



しかし、日本人程、うま味だけを抽出して料理に生かすことがなかったのです。



例えば、フランス料理はバターをよく使います。



バターは動物性の油脂で、うま味が含まれています。



それなので、フランス料理にはバターを多用します。



他にもうま味を強く感じる食材、例えばキノコやトマトなどを材料の一部として料理に加えていきます。



そういうことなので、フレンチは「足し算の料理」などと言われます。



「うまい!けれども、これはバターの味」



「うまい!けれども、これはトマトの味」



といったように、欧米の人はうま味だけを分離して感知することに慣れていないのです。



一方、日本料理ではうま味のエッセンスである出汁を使って料理の味に深みをつけています。



材料をダイレクトに加えるのではなく



昆布やかつを削り節からうま味のエッセンスを抜き出して、それを他の食材に加えるのです。



ここが大きく違うポイントです。

 





ヨーロッパでは昆布のうま味を求める必要がなかった



味を感知しないのであるので、その味を提供する必要もなかったのですね。



しかし、最近の熱意ある料理人たちの探求心から、



うま味も自然のものを、そして一級のものを使おうという目標が出てきたのです。



figaro紙の記事では、うま味という味の説明と、



その発見の歴史



それに続いて昆布屋さんの話が紹介されています。







「ワインのように、昆布も出来のいい年と悪い年があります」



"A l'instar du vin, le combu connaît des années meilleures que d'autres"



さらに、収穫から貯蔵することによって味に変化が出るのだそうです。



まさに、ワインと同じです。

 





健康効果も期待できる昆布



昆布で得られる健康効果についても触れています。うま味は日本人によって発見された



昆布は全くのカロリーオフ食品でありながら、食物繊維とミネラルが豊富。



ある種のガンについては予防効果がある。



血液循環をよくして老化を予防する。

 

など



これらは、まだまだヨーロッパ圏ではあまり知られていないのですね。

 

現在のフランスガストロノミーでは、

 

日本の昆布食文化を知るポテンシャルが十分にあるという事でしょうか。

 

もしかしたら、

 

そう遠くない将来には、日本の昆布価格が上がっているかもしれません。

 

昆布株を買うなら今です。

 

注①



うま味は日本人によって発見された

中でも「うま味」は約100年前、日本人によって発見されました。

日本の昆布は、北海道や東北など北の海でしか採れません。

古来、北海道で船に積み込まれた昆布は「昆布ロード」

と呼ばれる海路を経て、全国に運ばれました。

うま味は、かつお、昆布(こんぶ)などに多く含まれる、

グルタミン酸、イノシン酸などによって作り出されます。

お母さんの母乳にも成分が入っているといいますね。

 



 

注②



精進料理から広まった昆布

昆布は精進料理の発達に伴って、より広く使われるようになりました。

さらに「点心」のおかず、菓子の材料としても使われるようになっていきます。

昆布だしが文献に現れるのは江戸時代以降ですが、

それ以前から様々な調理法が生み出されていました。

昆布がその特産地とともに文献に現れるのは、

南北朝期に成立した『庭訓往来』です。

この中に宇賀昆布(現在の汐首岬(北海道函館市)周辺で採取された昆布)が登場します。

これが若狭小浜に荷揚げ・加工されると「若狭昆布」、

若狭から京に運ばれ加工されると「京昆布」と称されました。

 



 

「美味しく食べたい。美味しく食べさせたい」

 

そんな思いを、私たち日本人は持ち合わせています。

 

そして毎日の食事を美味しく健康に、自然の恵みに感謝していただきます。

 

「昆布料理」は、そんな気持ちと食文化が生んだ、優しい調味料でもあるのでしょう。

 



 

明日、三月二十八日(月曜日) は定休日

 

翌、二十九日(火曜日)は通常の 営業日 です。

 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)

 

ゆったり、ほっこり♪

 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


三月二十一日・うさぎや便り

カテゴリー

「昆布の味・バランス」
 


こんにちは。
 

うさぎや  店主の岩佐です。
 

春のお彼岸です。

 

平成26年は、3月17日(木)が彼岸の入りでした

 

20日(日)がお中日(おちゅうにち)

 

23日(水)が彼岸のあけです。

 

春分の日をお中日として、前後3日づつの1週間を春彼岸と呼ぶそうですね。

 

皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

 



 

今日のお話

 

昆布の味・バランス

 

昆布は日本で非常にベーシックな食材です。

 

日本料理という文化の根本には、昆布があります。

 

海藻は美容にも健康にも良い効果をもたらすという事実は

 

多くの人に知られていますが、

 

その詳細について深く考えた事があるでしょうか。

 

「日本では海藻類をよく食べるが、なかでも昆布は特別」

 

醤油などで調味して佃煮や塩昆布としてそのまま食べる一方で

 

日本料理の味の要ともいえる出汁を作るのに使われます。

 

沸騰させない温度の湯に昆布を入れてゆっくり煎じ、味と香りを移していく。

 

完成度の高い手法です。

 

日本料理の美味しさを土台で支える昆布だからこそ、

 

その味を感じると故郷の料理を思い出す人も多いでしょう。

 

大切なのは昆布の味だけが突出しないよう、バランスを図ることです。

 



 

日本人に親しみの深い昆布です

 

昆布にはミネラルが豊富に含まれています。

 

昆布はミネラルの宝庫

 

ミネラルはよく美肌など美容において重要視される栄養素です。

 

人間が身体を機敏に動かすためにも必要な成分であり、

 

これが不足すると疲労が溜まったり身体がさびついてくる事があります。

 

人が健康になるために不可欠な要素ですが、

 

人間が自発的に体内で作り出す事が出来ないため、

 

食べ物や飲み物から摂取する必要があるのです。

 



 

最近ではミネラル配合の健康食品やサプリなどが市販されていますが、

 

やはり天然の食品から摂取した方が身体には良いでしょう。

 

そこで昆布を上手く食卓に取り入れていくのが望ましいと思います。

 

昆布の活用法は様々で、日本の料理に欠かせない「だし」として活用出来ます。

 

「だし」として使う場合はそのものを食すわけではないので効果が半減しそうですが、

 

しっかり煮込んでとった「だし」には

 

昆布の栄養分が豊富に含まれますので

 

全く無駄にする事がなく摂取出来ます。

 



 

サラダなどのさっぱりとした料理には特に使い勝手がよく、

 

これがあるだけで食卓に彩りと健康をもたらす事が出来ます。

 

昆布はたくさんの海藻の中でも、

 

どのような料理にもアレンジ次第で活躍させる事が出来る優れ物です。

 

またダイエットにも役立てられます。

 

カロリー制限だけで行なうダイエットはあまり効果がなく、

 

しっかりと栄養を摂取しないと脂肪燃焼に必要な栄養

 

までもなくしてしまい逆効果となってしまいます。

 



 

昆布はカロリーが低いというよりもほとんどカロリーが無い

 

と考えてもよいほどで、

 

しかも血液をさらさらにして脂肪燃焼に必要

 

な栄養を様々な細胞に運ぶ役割も果たしてくれますから

 

ダイエットには最適な食材と言えます。

 

昆布はその他にも血圧の安定や免疫力の向上

 

などにも一躍かってくれる万能の食材です。

 

たっぷりのの水溶性食物繊維とカリウムが含まれています。

 

昆布自体を食べることで体内にたくさん取り入れることができます。

 

昆布は薬ではありません

 

天然の食品ですから劇的な効果はありませんが

 

健康な体作りに役立つことは間違いないと思います。

 



 

最近の日米新研究レポートの

 

食べる順番があなたの健康を決める!

 

では

 

『野菜・きのこ・昆布』

    ↓

  『肉・魚』

    ↓

  『ご飯』

 

この方法ですと生活習慣予防にもつながると発表しています。

 

昆布についてのもっと詳しい記事は私が執筆しています

 

コラムLatte
 
 https://latte.la/column/25739906

 

ホームページ

 http://kyoutousagiya.jimdo.com/

 

をごらんください。

 

明日、三月二十二日(火曜日) は通常の 営業日 です。

 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)

 

ゆったり、ほっこり♪

 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


うさぎや便り・春・三月二十一日

カテゴリー

「昆布の味・バランス」
 


こんにちは。
 

うさぎや  店主の岩佐です。
 

春のお彼岸です。

 

平成26年は、3月17日(木)が彼岸の入りでした

 

20日(日)がお中日(おちゅうにち)

 

23日(水)が彼岸のあけです。

 

春分の日をお中日として、前後3日づつの1週間を春彼岸と呼ぶそうですね。

 

皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

 



 

今日のお話

 

昆布の味・バランス

 

昆布は日本で非常にベーシックな食材です。

 

日本料理という文化の根本には、昆布があります。

 

海藻は美容にも健康にも良い効果をもたらすという事実は

 

多くの人に知られていますが、

 

その詳細について深く考えた事があるでしょうか。

 

「日本では海藻類をよく食べるが、なかでも昆布は特別」

 

醤油などで調味して佃煮や塩昆布としてそのまま食べる一方で

 

日本料理の味の要ともいえる出汁を作るのに使われます。

 

沸騰させない温度の湯に昆布を入れてゆっくり煎じ、味と香りを移していく。

 

完成度の高い手法です。

 

日本料理の美味しさを土台で支える昆布だからこそ、

 

その味を感じると故郷の料理を思い出す人も多いでしょう。

 

大切なのは昆布の味だけが突出しないよう、バランスを図ることです。

 



 

日本人に親しみの深い昆布です

 

昆布にはミネラルが豊富に含まれています。

 

昆布はミネラルの宝庫

 

ミネラルはよく美肌など美容において重要視される栄養素です。

 

人間が身体を機敏に動かすためにも必要な成分であり、

 

これが不足すると疲労が溜まったり身体がさびついてくる事があります。

 

人が健康になるために不可欠な要素ですが、

 

人間が自発的に体内で作り出す事が出来ないため、

 

食べ物や飲み物から摂取する必要があるのです。

 



 

最近ではミネラル配合の健康食品やサプリなどが市販されていますが、

 

やはり天然の食品から摂取した方が身体には良いでしょう。

 

そこで昆布を上手く食卓に取り入れていくのが望ましいと思います。

 

昆布の活用法は様々で、日本の料理に欠かせない「だし」として活用出来ます。

 

「だし」として使う場合はそのものを食すわけではないので効果が半減しそうですが、

 

しっかり煮込んでとった「だし」には

 

昆布の栄養分が豊富に含まれますので

 

全く無駄にする事がなく摂取出来ます。

 



 

サラダなどのさっぱりとした料理には特に使い勝手がよく、

 

これがあるだけで食卓に彩りと健康をもたらす事が出来ます。

 

昆布はたくさんの海藻の中でも、

 

どのような料理にもアレンジ次第で活躍させる事が出来る優れ物です。

 

またダイエットにも役立てられます。

 

カロリー制限だけで行なうダイエットはあまり効果がなく、

 

しっかりと栄養を摂取しないと脂肪燃焼に必要な栄養

 

までもなくしてしまい逆効果となってしまいます。

 



 

昆布はカロリーが低いというよりもほとんどカロリーが無い

 

と考えてもよいほどで、

 

しかも血液をさらさらにして脂肪燃焼に必要

 

な栄養を様々な細胞に運ぶ役割も果たしてくれますから

 

ダイエットには最適な食材と言えます。

 

昆布はその他にも血圧の安定や免疫力の向上

 

などにも一躍かってくれる万能の食材です。

 

たっぷりのの水溶性食物繊維とカリウムが含まれています。

 

昆布自体を食べることで体内にたくさん取り入れることができます。

 

昆布は薬ではありません

 

天然の食品ですから劇的な効果はありませんが

 

健康な体作りに役立つことは間違いないと思います。

 



 

最近の日米新研究レポートの

 

食べる順番があなたの健康を決める!

 

では

 

『野菜・きのこ・昆布』

    ↓

  『肉・魚』

    ↓

  『ご飯』

 

この方法ですと生活習慣予防にもつながると発表しています。

 

昆布についてのもっと詳しい記事は私が執筆しています

 

コラムLatte
 
 https://latte.la/column/25739906

 

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をごらんください。

 

明日、三月二十二日(火曜日) は通常の 営業日 です。

 

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ゆったり、ほっこり♪

 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


うさぎや便り・春・三月十四日

カテゴリー

「シリコーン」
 


こんにちは。
 

うさぎや  店主の岩佐です。
 

あっという間に「逃げ」て行ってしまった二月がもうこんな季節
 

先日までのお花見の陽気が昨日からは雨になりました。
 

お変わりなくお過ごしでしょうか。
 

 
今日のお話
 

お店の方も消費者の方も知らない人が多いのでご紹介させていただきます。

 

「油に混入しているシリコーン」

 

一般的な外食産業で使用する一斗缶入りの食用油には

 

ほとんどシリコーンが入っています。

 

このシリコーンが入っていると例え油の中に水を落としても

 

まったく油跳ねがありません。

 

それほど表面を覆う力が強くなり

 

そのお陰で大量の揚げ物を投入しても

 

静かな油面を保ってくれます。

 

フライヤーから油が溢れないのです。

 

なぜか家庭用の油では見かける事は無く

 

業務用の油にだけ、ほとんど入っています。

 



 

しかしシリコーンが入っている事は、使う店側の方も知らない人が多く

 

そういったことなので、お客様にもほとんど知らされていません。

 

そしてそれがなぜ問題なのかと言いますと

 

シリコーン自体が、元々身体に合わない人、また食べ過ぎた場合

 

胃や体調の不調を訴えたりする人もいるからです。

 



 

外食で揚げ物を食べて調子が悪くなったりするのは

 

酸化した油を使用していた可能性もありますが

 

シリコーンが原因である可能性も否定できないのです。

 

安全性については検査機関によって安全という意見と危険という意見があります。

 



  
シリコーンはジメチルポリシロキサンとも言い治療薬や検査薬にも使用されています。

 

腸にガスがたまるような時に処方されたり胃の検査等々に使用されます。

 

実際にそれらを摂取して具合が悪くなる人がいるわけですし

 

健康な人が積極的に摂るような物ではないと思います。

 



 

またシリコーン入りオイルを体内へ入れた時と

 

通常のオイルを体内へ入れた時では

 

実際に身体の反応が違うケースが多々あるようです。

 

少量の油へ微量に添加しているだけでも強力に

 

泡立ちを押さえる効果があるのに

 

身体に対してまったく影響がないと考える方が不自然です。

 



 

例えば胃や腸内で泡立ちが起きたりして腹痛等

 

を起こす場合でもシリコーンが入っていれば

 

そういう反応はなくなる可能性が大きいということになります。

 

そのようにシリコーンその物の危険性よりも

 

それを添加した時の人間の自然な本来の反応を

 

誤魔化してしまうことの方が長い目で見た時に怖いと思います。

 



 

現在シリコーンは油だけではなく

 

様々なものに使用されています。

 

缶コーヒー

 

車のワックス

 

洗うだけでワックスがかかるタイプです。

 

お豆腐

 

製造時の大豆を搾った液体の煮沸時に投入します。

 

ジャム

 

製造時、煮詰める時にに添加します。

 

舌触りを滑らかにする為にアイスクリームにも入っています。

 

その他には小豆餡・杏仁豆腐・ゼリー類・玉子豆腐

 

茶碗蒸し・胡麻豆腐・ピーナッツ豆腐・プリン類・羊羹・ワイン

 

煮豆・水産物・澱粉・発酵乳・充填豆腐・ジュース

 

焼酎やウイスキー(発酵後の蒸留時に使用)・マーガリン等などです。

 

法律上は残らないから表記不要とされている物もありますが

 

実際に検査してみると残留している事も多々あるようです。

 

除去率は50%~100%まで幅が有ります。

 



 

しかし、除去されている前提で表示が免除されているのに

 

実際に残っているケースがあることなどは信じられることではありません。

 

これは現場の方を非難するのではなく

 

人の手が介在する事による不可避の可能性の問題です。

 

加工度が高くなるほどどうしても避けられない問題なのです。

 

シリコーンのお陰で大量に作る事が可能になり

 

その分私たちは安く買えるメリットもあります。

 

ですがデメリットもある事を私たち消費者には知らされていません。

 

また表示されてさえいれば、それを選択しないということもあるでしょう。

 



 

売れなければ使用されなくなっていくでしょう。

 

しかし現状は表示もない場合が多く

 

便利さだけが前面にあり消費者にはメリットすら知らされず

 

見かけ上安く手に入るという事実だけです。

 

知らない内に食べさせられている事

 

提供する側も無関心で提供してしまう事

 

そこが問題だと思います。



 



明日、三月十五日(火曜日) は通常の 営業日 です。

 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)

 

ゆったり、ほっこり♪

 

巻寿司大使・昆布料理研究家


ル・コルドン・ブルー

カテゴリー

「ル・コルドン・ブルー」は28ヶ国で展開している世界的なフランス料理・菓子・パンの学校。初心者からプロフェッショナルまで、幅広いプログラムを用意しており、講師陣は一流のシェフたちだ。そして、その最大の特徴は、テクニックだけでなく、フランスの食文化そのものを伝えていることにある。

では、その模範である「ル・コルドン・ブルー」のシェフたちは、日常でどんな食生活を送っているのだろうか? 実際に彼らに取材した結果「絶対にやらない」7つのコトが浮かび上がってきた!

01.
レシピの通りに
料理をする

レシピ通りに料理を作ることは間違いではない。しかし、料理を芸術のひとつとして捉えている「ル・コルドン・ブルー」のシェフたちは、レシピに縛られて料理をすることはない。 レシピがあったとしても、そこに自分なりのアレンジを足していく。
季節や食材の質などによって、料理の仕方は微妙にかわってくる。その判断も含めて、料理の醍醐味なのだ。

02.
化学調味料を使用する

現代の日本の食卓で化学調味料を使用しないのは難しい・・・そんなことはない。実際「ル・コルドン・ブルー」のシェフたちは、日本に暮らしながら、化学調味料を摂取しない生活を送っている。
ドレッシングひとつとっても、シェフたちは化学調味料を使用した市販のものは絶対に使用しない。オリーブオイルとビネガー、塩・コショウを混ぜれば、簡単に美味しいドレッシングが完成する。ひと手間をかけるだけで、健康的な生活が手に入ることを、彼らはよく知っているのだ。

03.
食材の使い道を
固定観念で決めつける

あるシェフは「フランス料理はモードだ」と話す。フランス料理が世界中で愛されているのは、伝統の上に革新があるところだ。
実際、シェフたちは、食材に関しても「これはフレンチでは使用しない」なんて固定概念にとらわれたりはしない。かつお節やわさび、椎茸や柚子といった和の食材を、楽しんでフランス料理に取り入れている。
そんな彼らが今の時期にオススメするのが「柿」。葉野菜、アボカド、卵と一緒に合わせるだけで、いつもよりちょっぴりリッチな味わいのサラダが完成するのだとか。ぜひ真似したい!

04.
残った食材を捨てる

食材は鮮度が大事。ゆえに、「ル・コルドン・ブルー」のシェフたちは一気にたくさん購入したり、買いだめすることを嫌う。それでも残ってしまったら?
例えば、それが赤ワインなら、お肉をマリネ(つけ込む)する。一晩置いておくと、肉が柔らかくなり、さらにワインの旨味が肉に凝縮。翌日には、素晴らしいお肉を楽しむことができるというわけだ。

05.
調理の最後に
塩味を加える

日本ではよく「最後に塩で味を整える」と言うが、「ル・コルドン・ブルー」のシェフたちはあまり最後に塩を加えることを好まない。なぜか? それは、料理の後で足しても、塩が料理に馴染まず、塩味が出にくいから。結果、塩分ばかりが増えてしまうこともなりかねないのだ。 もちろん、メニューにもよるが、塩は料理の最初のほうに入れて、食材に馴染ませるのが基本なのだ。

06.
1本の包丁だけで
全部やろうとする

フランス料理のシェフたちは道具にうるさい。もちろん「ル・コルドン・ブルー」のシェフたちも同様だ。そんな彼らが薦めるのは、「エコノム」と呼ばれるピーラーのような道具。フランスではかなり一般的なもので、野菜や果物の皮を素早く剥けるスグレモノ。りんごの芯なんかも簡単に取ることができる。
ちなみに、日本でも安価(1,000円程度)で、割と簡単に手に入るので、興味がある方は是非!

07.
缶詰の食材だけで
調理する

缶詰は便利だが、「ル・コルドン・ブルー」のシェフたちは、缶詰の食材だけで調理することをよしとしない。 例えばトマト料理。家庭では缶詰のホールトマトなどで、料理することが多いが、シェフたちは、煮込み料理ならトマトペースト、炒め物ならドライトマトをそれぞれプラスする。これだけで、普段よりもコクが出て一段と美味しくなるのだとか。

最後に・・・

「ル・コルドン・ブルー」のシェフたちが、もっとも大切にしているのは「衛生的であること」。自分自身とキッチンを清潔に保つことはもちろん、自身が健康的であることも「衛生的であること」には含まれている。
まず自分たちが健康的なライフスタイルを送り、その上で美味しい料理を提供する・・・当たり前のことだが、その当たり前を徹底できるのが、プロなのだ。


うさぎや便り

カテゴリー

はじめに

笑顔が何より楽しさに変わる、毎日のご飯。

人間の本当の幸せは、お腹が満たされることなのですよ。

こんにちは、昆布料理研究家の岩佐優です。



北海道の昆布漁。

夏はシーズンを通して最も忙しい季節です。

6月の半ばに始まるガゴメ昆布漁を皮切りに、7月上旬の養殖真昆布漁、天然真昆布漁と、8月後半まで続きます。

早朝3時には起きて、沖へ出かけて、

昆布を採ってきて、乾燥までして終わるのは昼過ぎになるそうです。

小さな子供からお爺ちゃんお婆ちゃんまで、皆早起きして頑張っています。

夏の昆布漁は北海道の風物詩なのですね。



昆布水を使って朝一番に摂るもの

今日のテーマは、昆布水を使って夏の朝一番に摂るものです。


朝一番に摂る日本人のソウルフードは、お味噌汁です。

発酵食品である味噌は、体にとっても心にとっても大切なはずですよ。

毎朝必ずお味噌汁を頂くと、腸の調子、お肌のコンディションも抜群に良くなります。


発酵食品とは?

さて、発酵食品とはどのようなものでしょう。

簡単にまとめると、食材を発酵させることにより作成する食品のことです。

納豆菌、麹菌、乳酸菌、酢酸菌などの働きによって素材の旨味が増し、

栄養価が上がり、消化吸収が良くなる最高峰の保存食なのです。

例えば味噌、醤油、納豆、ヨーグルト、チーズ等が挙げられます。

世界一硬い発酵保存食

発酵食品の中で、一番驚くのが鰹節とバニラですね。

しかし、発酵食品といえるのは、

カビ付けと乾燥を繰り返して仕上げる「本枯れ鰹節」だけです。

鰹に付けたカビの生命活動によって、

旨味が増した世界一硬い発酵保存食になるのです。

「バニラ」は鞘を収穫後、湯通しして布に包みます。

さらに発酵させ、

天日に干したり布に包んだり、干したりという作業を繰り返します。



昆布水の作り方のおさらい

さて味噌汁に使う昆布水。

もう一度簡単に、昆布水の作り方をおさらいします。


1リットルのお水に対して、10gの昆布を入れ、

そのまま一晩置きます。

昆布を取り出して完成。


昆布を1~2mmの千切りにすると、3時間後から利用出来ますよ。


昆布水を使った味噌汁の作り方

準備するもの

1.具材

具材は何でもOKです。



冷蔵庫の中の余っている材料や乾物など、

その他には夏の食材、ゴーヤ、オクラ、ピーマン、キュウリ、アシタバ、

アボカド、コマツナ、ホウレンソウ、ズッキーニ、シシトウなど、

旬の野菜なら、なおさら最高ですよ。

2.出汁

出汁は一人分180ccの昆布水。

3.味噌

味噌は一人分小さじ1.5~2。

具材や季節に合わせて味噌を選びましょう。


作り方

作り方は簡単です。

お好みの材料は、湯掻く、レンジで火を通す、焼く、蒸すなどをして、用意します。

昆布水を200cc鍋に入れ、お好みの材料に火を通すと尚更良いですね。

昆布水が20cc多いのは、水分が蒸気で飛ぶためです。

お好みにブレンドした味噌を、昆布水に溶き合わせます。

味噌の風味が逃げないように、沸騰し過ぎるのは禁物ですよ。

お椀に掬い、吸い口をトッピング!パルメザンチーズなどでも面白いですよ。


とんでもない組み合わせの味噌と具材で、楽しいお味噌汁が出来上がります。


昆布水茶漬けの作り方

味噌はその度に組み合わせ、具材、季節に合わせてバランスを取る食品です。

甘味のする白味噌や、わずかな酸味のある八丁味噌、麦味噌、赤味噌などですね。

そして、トッピングに香りがする吸い口を演出してみましょう。

吸い口とは、吸い物に入れる薬味のことを指します。

山椒の葉、柚子、茗荷、胡麻等などが加わると、驚くほど素晴らしい味噌汁に変わります。

私が作ったのがは、この時期の特別材料、鰻です。

昆布水に少しだけ塩と薄口醤油で味を付けた「鰻の冷たい昆布水茶漬け」です。

材料は、鰻、古漬けきゅうり、錦糸玉子、焼き海苔、白ご飯、昆布水、

昆布だしガラ、トッピングは自家菜園のルッコラの新芽です。

ご飯の上に具材を乗せ、冷やした昆布だしを掛けて頂きましょう。


うさぎや便り

カテゴリー

何かの引っ掛かりが自分にある時、

とてつもなくそれが邪魔をして、

いろいろな自由を奪ってくれるものだとつくづく思いました。

実は、以前からジョギングをしたいと思いながら、始めるには至らずに少し諦めていました。

ジョギングというのは結構過酷な運動で、臓器への負担や関節、

筋肉のいたるところへの配慮が必要です。

寄る年波、素人考えで始めるには怖く、

その辺の気持ちが不自由感をもたらしていたのだと思います。

昔取った杵柄というのもあって、バスケット、卓球、少林寺拳法などをエアーで真似事はしますが

これは自分の心身を一番鍛えた時のスポーツで、私にとっては健康維持になりません。

どんなに体力が落ちても走る、飛ぶ、投げるが衰えても、

むしろ、ひっそり近所をそれとなく走って、そこの風に当たりながら、

道端に咲く木々を楽しめたら良いかな。

あと、そこそこ運動の刺激に満足しながら楽しみたいだけです。

それには、安心できる走りが必ずやあると思っていました。

爽快感はホント、久しぶりでした。

しかし結果はさんざんで、息子と一緒にウォーキングから始めたまでは良かったのですが

膝の関節炎で一ヶ月間苦しみました・・・・

英語で FAMILYは

Father and Mother  I Love You.の頭文字からなります。

F:Father

A:and

M:Mother

ILY: I Love You

家族で楽しめればいいですね。

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

さて、あなたの力=命ヂカラ

【不足は知恵を生む】

充実した生活では不足を生じず、知恵を生むことは少ないですね。

しかし、貧窮や困難は知恵を生みます。

人、生きていれば貧窮や困難、試練、辛苦もあり

その時こそ知恵を生む好機でありますが

それを活かす人は少なく、

それらに負けてしまう人が多いようです。

多くの事が起きる人生、

常に自分を鍛え磨かれていきます。

自分に負けて流されるのではなく、

しばし時を置いて考えてみてはどうでしょう。

知恵は突然降って来るものではないし

だからこそ知恵を生み出す訓練が必要であるでしょう。

この訓練こそが自分を強くし、多くの問題を解決する好機

不足こそ、満足・充実の入口であるものです。

人、人生、すべてが順風満帆ではありません。

必ず知恵を生み出す時が来るでしょう。

それは自身の為に起きる吉兆です。

・・・・・・・・・・・・・・・

やはりどんな場面においてもそこで自分はどうしたいか?

自分には何ができるか?

という問でしかない。

その一点を長い年月でつなぎ合わせると、

いつの間にか年を取ってしまったんだなと振り返る。

だが、その覚悟のようなものはあまりなかった。

何かを、やはり縋ってしがみついてもよいものを見つけようとしていたかもしれない。

甘えだった。

その甘えは自分自身の曖昧さであった。

この甘えたい自分といつかはっきり決別しないとならないと思いながら、

自分から切り離すことは苦しかった。<誰でも?>

健康寿命は、男性は80歳とある。

できれば、健康的にずっと生きて、誰の世話にもならずにころっと死んでしまいたい。

また、希望的観測から、ずっと健康でいるはずの自分を想定しても始まらない。

ここは難しいがあと数年後に発癌、高脂血症による高血圧症、緑内障などの病気にかかったり、

痴呆などの可能性もある。

寿命までの間は誰かに看てもらうような生活になるのかもしれない。

今の私が痴呆?

そう。ならないとは限らないのだ。

誰の世話になるかと考えるのもよし、誰の世話にもならずにどうやって死んで行ったらいいのかを考えるのもよし。

えっ?って思ってしまいそうになるが、この歳になるともう、そういうことを見据えないといけない。

人は弱い生き物でよいです。

人は強くなろうとしますが

強くなるということは

鈍感になるということです。


シャリ酢


この分量はかなり濃いです。始めビックリしましたが大丈夫。

溶かしてどろどろにします。

ワクワクしながらやってみました。

今まで使ったことの無い濃い味のシャリ酢でしたが、ご飯に馴染むとビックリするほど美味しかったです。

 お店のレシピを下さってありがとうございました。

【合わせシャリ酢分量】

3合に対して以下のシャリ酢を128cc使用します
酢・・100cc
塩・・25g
砂糖・・125g
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
酢飯の作り方
▶米を洗って笊に上げ、30分ほどおいて分量の水でセットする。鯵の酢締めの出来上がりに炊き上がり時間を合わせるか、酢締めした鯵を先手に作り置くかで炊く時間を逆算する。 ▶炊きあがった蒸らしたら、お釜に入っているままの状態でシャリ酢を回しかけ、シャモジで上下を返すように大きくまぜあわせ、全体にシャリ酢が回ってか飯台に移してから団扇で扇いで冷まします。▶炊きあがったご飯を飯台に移してからだと、蒸気が逃げてしまうのでシャリ酢が全体に行き渡りにくく、ご飯粒を潰したりして上手く出きません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
梅雨時のお弁当で気をつけることをちょっと:酢飯のお勧め


 梅雨の中休みといた感じの爽やかな日がなんとも嬉しいです。愛媛では場所によって給水制限を囁かされていたそうです。その後如何でしょうか。昨日だったか、少し雨が降ったとニュースで耳にしたのですが、言われていた地域にも降りましたでしょうか。あるところにはたんまりとあるので、飲み水なら何とかなるのでしょうけど、透析の患者さん一人に対してドラム缶約一本が必要だったとは知らずにいました。大変な量ですが、個人の病院などは対処しきれないものがあります。これもみんな政治が悪いのだ。と、始まると止まらなくなるので止めておきます。
さて、このような陽気では朝用意したお弁当が、お昼ごろには悪くなっているという事も少なくないです。傷みにくいように最近お弁当のご飯やおかずに気をつけ始めているので、いくつかの点に触れておきます。
 残り物と言ってはなんですが、前夜のおかずを多めに作って、翌日のお弁当用にするということを常に奨励している私です。こんなことは昔から当たり前で、そのままの形で入れる時もあれば、アレンジして目先を変える工夫だってします。でも、落とし穴にご用心ください。曲者は冷蔵庫です。「冷蔵庫に保存してあったものは大丈夫。」と思い込んでいる人が結構多いのですが、温かく出来上がった料理が一度冷めて、冷たくなったものをお弁当箱に詰めるというのが一番傷みやすので、何でも疑った方がよいです。必ず一度温め直して、冷ましてから蓋をします。それも電子レンジでは全体に充分に熱が回りませんので、鍋で直接温め直し、2~3分じっくり煮立たせます。それをしっかり冷ましてから蓋をします。また、熱いうちに蓋をするということは、冷め難いということを意味します。つまり、長時間にわたって腐りやすい温度を保っているということになるので要注意です。
 野菜は傷みにくいだろうと思うとそうでもなく、繊維質で空気を多く含む牛蒡などは、条件が整うと3~4時間で臭ってきます(酸化が進みやすい)。水分の多い煮物の豆類なども足が早いです。基本的には、夏には夏野菜を使ったものがお勧めです。
 細かくいうと限がないのですが、腐り難い味付けというのは、酢を使った料理です。なんにでもほんの少し酢を使うとよいと言われていますが、そういう味付けをする地域があって、びっくりしたのはご飯を炊くにも味噌汁を作るにも酢を加えるそうです。寿司飯のことを思ったら別に大した事ではないのですが、毎食そうだと聞いて、習慣的に使う地域性もあるのですね。画像のお弁当は最近のものですが、ハンバーグを出汁とソース、ケチャップで煮直して、ソースに酢を足しています。また、上に乗っている卵はキャベツの千切りを塩・胡椒・酢で味付けしてしんなりさせた上に卵を落として蒸し焼いています。右奥は肉じゃがの芋と肉ですが、じゃが芋は皮つきの丸ごとそのままです。野菜は間引き人参とアスパラガスの塩茹でです。酸っぱいほどではないにしろ、酢を加えると味が締まって隠し味にもなります。



 昔は、梅干をご飯に一粒置く事で腐敗を防いだといいます。私は、味付けとしてさっぱりしたご飯になるので、米一合に対して梅一個をほぐして炊き込みご飯にします。また、最近作るお弁当は、作り置いているシャリ酢をお弁当の分だけご飯に合わせます。寿司用よりは少なめの酢にして薄味にします。食欲が落ちるほど暑い日でも、ご飯にほんのり味がついているので食べやすくなります。画像は、古代米を一合に対して小さじ1/3ほど加えて炊いたご飯に、シャリ酢を加えて混ぜ合わせた酢飯ですが、鮮やかなピンク色に変色しているのがわかると思います。
 このご飯に合うのが甘い味付けの味噌で、今は人参の間引き菜を茹でて刻み、味噌を同量の味醂でのばしたものと一緒に混ぜ合わせてご飯のおかずにします。季 節によって大根の葉や小松菜でも作ります。水分の多い葉の場合は、乾煎りして水分を飛ばしてから味噌と味醂で練り合わせます。これがいわゆる味噌菜飯の味付けです。実は、これを混ぜ込んで菜飯にしてしまうと腐敗しやすくなります。基本的には、混ぜ物も腐り易いです。
 シャリ酢は、これが驚くほど砂糖を加えて飽和状態寸前の分量なのですが、素人ではあみ出せない切れのよいシャリができます。本来は米一合に対して43ccですが、お弁当のご飯には30ccほどに抑えます。お昼ごろにはすっかり馴染んであまり酢飯とは感じません。
 加えておきたいのは、消費・賞味期限の原則が施行されてからこっち「味を見ずに期限切れは捨てる」と習慣化されている人も、自宅で作るレベルのものは自分で実際に味見するほか方法はないです。大丈夫だと思っても、食べるその都度気を置くとよいです。長く書いた割りに充分な情報でもないと思いますが、安心してお弁当が食べられるように、くれぐれも気をつけましょう。

シャリ酢の黄金比
酢100cc:砂糖125g:塩25g
米一合に対して43ccが酢飯用の分量です。

この季節に最強のガリ寿司



 先日、他所で多分私の娘か、ちょっとそれよりも年上くらいの娘さんから私のレシピでガリを作ってみたけど、漬け汁の再利用はないか?と質問を受けました。既に生姜の味と風味が付いていますので、料理の味付けなどは、ほんのりした甘さを加味して使うといいともいます。また、酢の物や酢飯のシャリ酢ははっきりとした使い方です。と、話はしたのですが、最近お弁当にガリをお漬物代わりに少し入れていたりして、漬け汁が余ってきたのが気になっていました。丁度よかたので、早速ガリの漬け汁で酢飯に味付けし、刻んだガリを混ぜ合わせて「ガリ寿司」にしました。多分このような料理を作る人はいないと思いますけど、大変インパクトの強いお寿司です。P6230004
 ガリの漬け汁の味付け加減にも寄りますし、好みの酢飯の味付けというのもあると思いますが、ガリのレシピ通りに作られたとすると、酢飯には少し甘味が足りないかんじです。お砂糖を少し足して、甘いと感じるくらいが丁度いい味加減になります。ガリのインパクトで酢飯がボケて全体がしまりのない味にならないように、トータルでバランスよくします。で、このガリ寿司にマッチした具というのが、これまたセンスが問われそうです。私の場合、真っ先に思ったのが烏賊でした。生姜の甘辛い感じに合うように、甘辛い醤油味のトロリとしタレにしました。ガリ寿司にお醤油の甘辛い味をぶつけるのは食欲をそそるいい組み合わせだと思いましたよ。このトッピングは自分の味覚センスを大いに発揮する部分で、かなり遊べます。いろいろにアレンジしてみると面白いです。かくいう私の頭には、既に他のものが浮かんでいます。
 ご飯が炊ける間に具材を用意出来るくらいの手間ですから、非常に簡単で、短時間で出来ます。それでも出来栄えは、なかなかのおご馳走という感じではないですか?

 これからの傷み易い季節には、お弁当にも安心できる酢とガリの最強のコンビで大変いいと思います。ビールや冷酒にもその実、大変合いますよ。

材料(お米2合分)

米・・2合
昆布・・5cm
ガリの漬け汁・・80cc(☛レシピ参照)
砂糖・・大さじ1
ガリ・・50g
大葉・・4~5枚
若烏賊・・200g(小4杯)
タレ

割り下・・大さじ1(☛レシピ参照)
出汁・・大さじ2
水溶き片栗粉・・片栗粉小さじ1と同量の出汁

作り方

米を普通に洗って笊に上げて30分以上置く。
少し少なめの水加減で、表面の汚れをふき取った昆布を乗せて米を炊く。
ガリの漬け汁に砂糖を加えて溶かしておく。
鍋にお湯を沸かし、沸騰したら烏賊を1杯ずつ、30秒茹でて引き上げ、笊で水気を切ってそのまま冷ます。
烏賊から突き出た軟骨を引き抜き、斜めに3~4等分の一口大に切る。
大葉は千切り。ガリは5mmの短冊に切る。
ご飯が炊けたら直ぐにスイッチを切って(この場合は炊飯器)炊飯器の内釜を取り出し、3の酢を直接加えてあらかじめ酢を混ぜ合わせる(この方法が混ざり易い)。
大き目の器か、飯きりに移して、広げた酢飯を空気にあてるように団扇(うちわ)で扇いで人肌まで冷ます。
6のガリを混ぜ合わせ、器に盛りつけたら6の大葉を散らして、5の烏賊を乗せてタレを回しかける♪
ガリガリ君の即席漬け


生姜の「ガリ」のことですよ。新生姜が出回る今しかできないあの薄ピンク色の甘酢漬けです。ガリガリとした食感だからそういう名前が付いたとも聞きます。お寿司屋さん用語ですね。お寿司には欠かすことなくこのガリがつきますが、要は口直し的な効果と殺菌作用がその主な目的です。刺身や焼き魚にお手製のガリを付け合せてみるのはちょっとお洒落な感じです。酢を加えると淡いクリーム色が次第にピンク色に染まって、その色の変化を楽しむのも手作りならではです。

 

材料

新生姜・・500g
塩・・15g(生姜の3%)
酢・・カップ2
砂糖・・カップ1
作り方

生姜はたわしなどで擦るように洗って、取れない皮はそのまま残す
できるだけでこぼこを作らないように枝分かれしている部分を切り離す。
生姜の繊維に沿って1~2mmの薄いスライスにする。
鍋に2リットルほどのお湯を沸かし沸騰したらスライスした生姜を入れて1分したら笊に取る。
水気をよく切ってボールに移し、生姜が熱いうちに塩を全体にまぶして5分間水出しする。
漬け置きする容器に酢と砂糖を溶かす。
生姜の水を硬く絞って6の容器に移し、漬け汁を全体に馴染ませる♪
※ できた直後に食べることもできますが、1~2日置くと充分色も出て味が馴染みます。冷蔵庫で数ヶ月保存できます。



 一番早くできる方法が、このスライスしてお湯に通す方法です。お湯に通すことで生姜の繊維が壊れて味が入りやすくなり、熱いうちに塩をすることで下漬けが5分で完成します。ここでしっかり水気を絞ることが長期保存の秘訣です。



寿司酢のレシピ/割合とすし飯(酢飯)の作り方

ちらし寿司に手巻き寿司、太巻きにいなり寿司。子供にも大人気のお寿司を家庭で手作りできれば、楽しさ満載です。
やっぱり寿司の基本となる、すし飯(酢飯、シャリとも言いますね)を覚えると料理の幅が少し広がります!
寿司酢をまとめて作っておけば、そう難しいものではありません。2合でも、3合でも好きな分量で作ることができます。
市販の甘ったるい寿司酢ではない、おいしい寿司酢のレシピ/割合を紹介します!!

酢飯の写真

 【 寿司酢の割合 】
 

米酢 … 180ml
砂糖 … 45g(約大さじ5)
塩  … 18g(約大さじ1強)
※塩は大さじ1で約15gなので、少し多めにしてください!
※この分量で約6合分の寿司飯が作れます。
※長期保存可能(半年くらい)なので、まとめてつくるとよいです!
 【 すし飯(酢飯)のレシピ 】

炊けたごはん3合(1kg)に対して寿司酢約100ml
※覚え方は「重さの1割の寿司酢を入れる」です!
ごはん2合(約700g)なら、寿司酢70mlです。




うさぎや便り・2016・三月七日

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「おいしさを司る感覚」
 


こんにちは。
 

うさぎや  店主の岩佐です。
 

先週の突然の雪にはびっくりしました。
 

そして、驚くのはその後の暖かさです。
 

満開の梅の花にメジロが団体で訪れてくるのは、
 

いつもの「春近し」の知らせです。
 

 

今日のお話
 

ご家庭で料理をなさる時に
 

是非ご参考にしてください。
 


人間のおいしさを司る感覚には



 

大きく分けて五種類あります。



 

それぞれの方に副った細かなものを上げていけばキリはありませんが



 

凡そ以下のようです。



 

小さい頃に食べた「おいしい」思い出



 

これは人それぞれに違うのでそれらを追求して



 

すべての人に対応するのは



 

食品企業や飲食店ではまず難しいことです。



 

主婦の方なら



 

ご主人の嗜好を鑑みて作ることができるでしょう。



 

高い物だからこそ「おいしい」



 

高級食材や高級ワイン等



 

これは実際に「消費者側のお財布の問題」にもなってきますので



 

なかなか継続的に実現するのは厳しいです。



 

高級品(高額な食品・食材)はおいしいというイメージの問題です。



 

昨今の偽装事件ではこの感覚を利用されました。



 

ご家庭なら今日はごちそうッ!っという日がいいですね。



 

甘いもの脂っこい物だから「おいしい」



 

俗に言う報酬系です。



 

人間は糖分や脂分が



 

ずっと枯渇して来た為に無闇に美味しく思ってしまうのです。



 

これに化学調味料が加われば最強かもしれません。



 

今は安い油はいくらでも手に入ります。



 

甘い物も化学調味料もいくらでも手に入ります。



 

また精製していない原料そのものは



 

比較的食べ過ぎそうになると



 

脳内でブレーキが掛かりますが



 

精製してあるとブレーキが掛からなくなる傾向が強いそうです。



 

ブドウ糖果糖液糖などが良くないというのもこの辺からです。



 

俗に言うジャンクフード系ですね。



 

疲れている時のチョコレート等 体に足りない栄養だから「おいしい」



 

汗をかいた後の濃い塩味の食べ物なんかもそうですね。



 

体の中に足りない物を食べた時に美味しく感じる。



 

これはそういう状況で無いと美味しさが再現出来ません。



 

逆に最高に美味しいご馳走は空腹の時に食べる物と言えるでしょう。



 

必須アミノ酸だから「おいしい」昔ながらの出汁等



 

必須アミノ酸は体内で合成出来ない為、



 

食事から摂取しなければならないアミノ酸です。



 

ただし現代は化学調味料ばかりで



 

ちゃんと作ろうとすると手間が掛る事から



 

レストラン等では敬遠されています。



 

昔ながらの作り方で作ると出汁やスープ等は



 

自然に必須アミノ酸が豊富な味になります。



 

なにかと手作りで頑張ってきた、ある意味での



 

「究極のお母さんの味」でしょう。



 

小さい頃からお母さんが頑張って作ってくれた子供たちは



 

「究極のお母さんの味」が



 

報酬系になるそうです。



 

そして最終的に報酬系よりも



 

「究極のお母さんの味」の方を選ぶようになる事が多いようです。



 

これは自然な出汁の方が



 

うま味成分が複数入っている為複雑な味になります。



 

複雑な味なので



 

これを経験させておかないと



 

なかなか本当の美味しさが理解出来ません。



 

もしジャンクフードに負けてしまうような事が有れば



 

この経験が足りないと考えて良いでしょう。



 

現代ではジャンク報酬系がとても多いのも難点ですね。



 

本来食べ手の健康や



 

提供する側の誠実さを考えれば



 

企業は健康的な美味しさを追求するべきなのに



 

営利企業は価格優先で安易なジャンク報酬系ばかりを追求している事です。



 

味として「脂」「塩」「甘味」「化学調味料」



 

この四つは「うま味」として添加されやすい物です。



 

だから食べた時



 

この四要素を排除して考えてみた上で



 

美味しいかどうかを判断する習慣をつけましょう。



 

それらを排除した上で



 

それでも美味しいと思える物が本来の健康的な食事なのです。



 

余談ですが店頭に並ぶ野菜や果物は



 

購買者は見た目で選ぶ傾向があるので



 

生産者は見た目のいいものしか出荷しないらしいです。



 

他方、



 

自然食品好きの人は、泥つきで見た目の悪い野菜を買います。



 




明日、三月八日(火曜日) は通常の 営業日 です。



 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)



 

ゆったり、ほっこり♪



 

巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優



うさぎや便り

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[ 三方良し ]
(売り手良し、買い手良し、世間良し)
売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。
  
  
[ 始末してきばる ]
「始末」とは無駄にせず倹約することを表すが、単なるケチではなくたとえ高くつくものであっても本当に良いものであれば長く使い、長期的視点で物事を考えること。また「きばる」とは本気で取り組むこと。
 
   
[ 利真於勤 ]
利益はその任務に懸命に努力した結果に対する「おこぼれ」に過ぎないという考え方であり、営利至上主義の諫め。

  
[ 陰徳善事 ]
人知れず善い行いをすることを言い表したもの。自己顕示や見返りを期待せず人のために尽くすこと。



よく「ネガティブだって良いじゃないか? どうして悪いの??」
っと言う人がいます。
 
別に ネガティブが悪じゃなくて ネガティブな気持ちを人にぶつけるのが悪なのです。(迷惑)
 
ネガティブなヤツはポジティブな人までネガティブ思考に
引きずり込もうとするから問題なのです。
 
ネガティブならネガティブで良いから1人で完結しましょう。
 
そういうネガティブなら嫌われませんよ♪

学んだ30の真実

1. 30年も生きていると、何人もいる友人の近況を追ったり、いい関係を保とうと努力するのがイヤになる時がある。でもそれは弱音を吐いてるとかそういうことじゃなくて、自分の人生にとって大切な人は誰で、どういうことが自分の人生に重要なのか気づいているということだ。
  
2. あなたのことを本当に想っている人は、そう感じさせてくれることをしてくれるもの。そういった努力をしない人のことを気にかけて想うのは、心のスペースのムダ。 
  
3. 飛びたいのならば、無駄なおもりを落とさなければ。勿論、言うほど楽じゃないし、おもりの存在にすら気づかないこともあるだろうけど。
  
4. 何もしないことに比べれば、失敗したほうが10倍効率がいい。
  
5. どんな成功にも、その背後には失敗の連続があるものだ。そしてどんな失敗も成功につながっているものだ。堕ちたって別にそれは失敗なんかじゃない。失敗とは、立ち上がらないことだ。自分の感情を忘れても、どういう処遇を受けるべきなのかは忘れずに前に進み続けることも、時には必要になる。
  
6. 違った民族背景を持つ人だとか、他の都市や国出身の人、異なる社会経済水準を生きる人と出会う中で、人間は根本的な所では同じものを欲していることに気づきはじめる。人は、生きている「証」、愛、幸せ、満足、将来への希望を欲するものだ。これらの願望を追求する方法は一人ひとり違えど、土台の部分では皆同じ。僕らを隔ている上辺っ面の違いに囚われなければ、殆ど全世界の人と心を通わせることができる。
  
7. 持ち物が増えれば、それに振り回されることも多くなる。持ち物が少ないほど、本当の意味でもっと自由になる。
   
8. 完璧な人間ばかり追い求めていれば、自分を本当に幸せにしてくれるだろう「不完全な人」を見逃す。友情もそうだし恋愛もまた然り。 パートナー、あるいは友達を見つけるということはなにも、相手が思うであろう「完璧な人」になろうと自分を偽ることではない。大切なのは、あなたがあなたらしくあることであり、その良さを分かってくれる「だれか」を見つけることだ。
  
9. 付き合い選びは慎重に。「悪い」友をもつ位なら、独りの方がマシ。急ぐなかれ。良い人に出会うときは出会うもの。絶好のタイミングで、あなたにふさわしい人と、最もな理由で会えるさ。
 
10. 1,000人の友達なんてどうってことない。何千人もの敵がいる時でも、側にいてくれるような1人の友人を持つこと、これこそ驚きに値することだ。
 
11. 上には上がいる。いつだって自分より容姿が良い人、頭の良い人がいるもの。あんな風になりたいって思うようなカリスマ性に富んだ人もいるし、自分なんて…と思う。ただ、彼らは「あなた」ではないということを忘れずに。その考え方、知識、能力を持っているのはあなただけ。
 
12. 先に進むにはいつだってリスクがある。一塁を守っていれば二塁にはいけないもの。
  
13. 僕らは毎朝2つの選択肢をつきつけられている。1つは、何が起こるのかもよく考えずにその場その場をやり抜きながら一日を過ごすというもの。もう1つは、自分の生き方を考え、自分で決定を下し、運命を切り開いて一日を過ごすというもの。詳しく⇒ The 7 Habits of Highly Effective People.
 
14. 誰だって失敗する。他人の失敗を許せないなら、自分が失敗したときに許してもらえるなんて思わないこと。許すということは、囚人を解放すること。そしてその囚人は自分自身だったと気づくということ。
 
15. 少しぐらいつまずいたっていい。常に強い自分を演じることはないし、他人に「いつでも万事順調な自分」を示す必要もない。周りがどう思っているかなんて気にしない。泣く時は泣く。涙を流すのは健康的だっていうし。泣き始めが早いほど、笑いが戻ってくるのも早いもの。
 
16. 取り乱しているちょっとした時に、後々ずっと後悔するようなバカなことをしてしまうもの。自分の感情を上手くコントロールできれば、多くの頭痛の種を回避できるはず。
 
17. あなたの意見が正しい=あの人の意見が間違っている、というわけではない。「正しい」に辿り着く道は様々。あの時私はこうだった、ああだったということだけで、相手のことを判断することはできない。あの人の人生はあなたの人生とはまた違ったもの。その人の人生にとって「正しい」ものが、あなたの人生にとっては「正しくない」ように。あなたの人生にとって「マイナス」なものが、あの人の人生には「プラス」になることもあるかもしれない。相手が、間違いを犯したり、自分の道を生きようとするのを認めなさい。
  
18. 完璧な人なんていない。完璧に値する人なんていない。辛くない人なんていない。その人が影でどんな思いをしているのかは、どうしたってわからない。私たち一人ひとりが、それぞれの問題を抱えているわけで。だから自分そして他の人を見下したりしない。一人ひとりが自分の戦争を戦っている。
  
19. 笑っているからといて幸せなわけではない。笑いは時に、問題に立ち向かうだけの強さを持っているという証明でしかない。
  
20. 私の知る最も幸せな人は、新しい考え方を持った人や冒険をする人の話を熱心に聴き、心を豊かにすることに休暇を使っていて、音楽・本・写真や付き合う人、会話の内容に強いこだわりを持っている。そういった人たちの多くは、他人も幸せにする人だ。僕なんかも幸せをわけてもらった一人。
  
21. 「私のために…」だとか「私のせいで…」だとか「私」主体で考えすぎない。「あなた」のために人が何かするのは本当に稀なこと。あなたのせいではない。
   
22. 気持ちも変われば、人も変わる。時間も刻一刻と過ぎていく。過去の失敗を引きずるのもあなた。自分の幸せを切り開くのもあなた。笑顔は選択の結果であって「奇跡」ではない。本当の意味での幸せとは、内側から生まれるもの。あなたを幸せにしてくれる誰かが現れたり、何かが起こると期待し続けるような間違いは犯さないように。
 
23. 人生の深さを変えるのは、人生の長さを変えるより断然難しい。
 
24. 何かしたことを後悔するよりも、何もしなかったことを後悔することのほうがよっぽど多い。
  
25. 「間違ったもの」を追うのをやめるということは、「正しいこと」がやってくるチャンスを生むということ。
  
26. 最も偉大な挑戦の一つ、それは「出る杭は打たれる世界」であなたらしくあり続けるということ。
 
27. ちょっとしたことを大切に。後で振り返った時に、それがいかに重要であったか気づくこともある。
  
28. 誰だって「変える」ことができる。1人を笑顔にすることでも世界は変わる。たとえ地球という世界は変えられなくとも、笑顔になった人の世界は変るはず。
  
29. 何事にも教訓がある。会う人一人ひとり、起こる事一つひとつが人生の教え。それらはみな、僕達が「人生」と呼ぶ「教訓学習」の一部。学ぶ姿勢を大切に。特に自分の思い通りに行かない時には。志望先に就職できなかった。関係が上手くいかない。こういったことが意味するのは、この先良くなる余地が残されているということ。そして今この教訓を学んだということは、あなたが一歩前進したということ。
  
30. 過去がいかに汚れていようが、未来は純白。昨日の破片で今日を傷つけないで。毎日が新しい一日。毎日が新たな始まり。毎朝がこれからの人生の始まり。


うさぎや便り・夏・2015・7月

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こんにちは。

梅雨といっても、雨の降りかたは年によりいろいろで、

ことしは男性的というか、ざっと激しくきては止み、

また強く降るという繰り返しのような気がします。

昨日と今日は梅雨の合間のハレ日和

とても清々しく気持ちのよい月曜日です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、お子様とご一緒のお母さんにご来店いただきました。

そこで、少し気になることがありました。

まず、子供にやってはいけない叱り方です。



・ 感情的に叱る

・子供の言い分を聞かずに叱る

・くどくどといつまでも叱る

・自分の都合で叱る

・両親が一緒になって叱る

・誰かと比べて叱る

・昨日と今日で言うことを変えて叱る

・全人格を否定する言葉や子どもを突き放す言葉を使って叱る

・昔のことまで引っ張り出して叱る

・愛情のない体罰で叱る



ほとんどの方がそう思っています。



一方、<甘やかしすぎ>こちらは先日のお客様です。

過保護と過干渉。。。どちらなのでしょう

過保護というのは、本来ないと思いますが、

仮にあるとしたら子どもが望んでいることをやってあげすぎることではないでしょうか。

反対に過干渉は、子どもが望んでもいないことをやりすぎることでしょう。

どちらも、やリすぎることですが、

望んでいることをやりすぎることと、

むしろいやがっていることや望んでもいないことをやりすぎることでは、

大きな違いがあるように思えます。

親は、子どものために、いいと思って一生懸命やっていることが多いと思うのです。。。。が、

特に外食をしている最中

人目にも気になりますよね。

わがままを言う子供に対して。。さて



過干渉は自立の芽を摘みとり、自主性、主体性を損なう恐れがあります。

過保護は自立の芽をしっかり育て土台を作るといいますが・・・



zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz



さて、あなたの力=命ヂカラ



【偽りの行動・弱い】



人は心が弱いと人をいじめたくなります。

自分の心が弱くなると、その弱さを隠す為に人をいじめ、

自分自身に優越感を与えるのでしょう。

俄かな優越感なので、尚更心が弱くなります。

特にいじめやすい人間を探し、

自分自身を満足させる。

しかし、この満足も嘘である為に、

いつも心が落ち着かない状態になります。

心が弱くなるのは人間として仕方のないこと。。。ですが、

ただ、弱くなった時に他人をいじめたり、

意地悪したり、批判しないことにあるでしょう。

その為にも心を観て、自分の弱さを把握し、

間違った方向に行かないよう、もう一人の自分を戦うべき!! です♪

心弱い人間は「もう一人の自分」にいつも負けているのです  <自戒自守>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

自刻帖「自分にな」  条々自戒自守

なまけるな
おこるな
いばるな
あせるな
くさるな
おごるな

東大寺別当をつとめました清水公照さん

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日は平常営業です。

いやな梅雨時、皆様どうぞご自愛くださいませ。

今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)

ゆったり、ほっこり♪


昆布大使・巻き寿司大使・岩佐 優


うさぎや便り・夏・2015・7月

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こんにちは。

本格化した梅雨の雨に降りこめられて、

身体がだるく、重たい日です。

こんな日はどこにも出かけたくありませんが

桂文珍さんの落語「老婆の休日」のなかの会話

「病院に行くのはまた元気なときに」で。。。

痛くはないのだけれどグラグラの歯を。。。 



先週の続きです

昔の躾の話です。

躾と体罰と虐待の違いから説明できないと、話にはなりませんが、

そもそも昔の教育の仕方が違うということを知らない人が多い。。。、と  

たとえば親が自分の子どもにしてはいけないことの代表格が、

「しなさい」という言葉を投げかけること、

そして「してはいけない」という言葉を投げかけること、

これは世の中の親でできている人はあまりいないでしょう。<特に「しなさい」は。。。>

子供は親の言う通りには決してならないとよく言いますが、

しかし親のする通りになります。<もちろん例外はたくさんあります>

子どもは結局、親を真似して、親の背中を追っていきます。

子どもに何か問題があるなら、

それは親御さんが常に問題だからでしょう。

「子どもは親の背中を見て育つ」は伊達でも何でもありません。

「鏡は先に笑わない」という有名な言葉がありますが

あなたが笑えば子供は笑うでしょう。

時に怒ることも必要でしょう。

しかし子どもたちは真に怒られるべき時は必ず納得します。

納得し続けないのは親御さんの怒る理由が間違っているからです。

「子育て四訓」と呼ばれる有名な四か条があります。

これは、市内の中学校長や市教委の委員長などを歴任した緒方甫さんが、

長年の教育経験を基にまとめた子育てに必要な四か条だそうです。



その内容は、


(1)乳児はしっかり肌を離すな
(2)幼児は肌を離せ 手を離すな
(3)少年は手を離せ 目を離すな
(4)青年は目を離せ 心を離すな



というもので、子どもが成長する段階ごとに親や周囲の大人たちが心掛けて

おかなければならないものが、端的に表現されています。

ちなみに皮肉として現代の教育法をまとめると

(1)乳児はしっかり肌を離せ(抱き癖は面倒だし)
(2)幼児は肌を離さず手を離せ(怪我したら他人のせいにしよう)
(3)少年は手を離さず目を離せ(見えないところで悪さをしなさい
(4)青年は目を離さず心を離せ(監視下において奴隷化しなくちゃ)
(5) 大人は心を離せ 財布を離すな(=相手に感情移入しては行けない。相手の財布の紐だけ考えろ。)


だそうです。

さて、あなたの力=命ヂカラ

【自分を愛したいなら、自分を尊ぶ】



自分を愛したいなら、自分を尊ぶ行動をしましょう。
 
どうすれば自分を愛せるか、

考え続けても本を読んでも達成しません。
 
あなたがやりたいと感じることに行動をすることですね。
 
もう合わないと感じる仕事、

人間関係を捨てる、

行きたい場所に行く、

言うべきことは言う、

シンプルなことです。
 
自分を尊ぶ人にはエネルギーがあります。
 
人に気づかれますし、人に雑に扱われません。
 
自分を尊ぶと人に身勝手だと言われると思い、

自分を尊ぶことをせず人に好かれようと生きれば生きるほど、

人に雑に扱われるのです。
 
この人ならどう扱ってもかまわないだろうという

エネルギーを持っているからです。
 
自分を雑に扱うと、人に雑に扱われるだけですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一時 いらいらしても 怒っても 

忙しければ そんな感情は長続きしない

マイナスの感情を引きずったまま 

貴重な人生の時間を過ごすことは本当にもったいない

過ぎた時間は二度と戻らないのだから♪


ネガティブ思考からポジティブへ・・・
  
  
「変態」⇒「ある種の知識に精通している」
  
「悪趣味」⇒「自分の世界を持っている」
  
「臭い」⇒「フェロモンが溢れ出ている」
  
「愛想が悪い」⇒「媚(こび)を売らない」
  
「愛想笑い」⇒「空気を読める」
  
「飽きっぽい」⇒「気持ちの切り替えが早い」
  
「浅はか」⇒「行動を起こすのが早い」
  
「いい加減」⇒「おおらか」
  
「意地っ張り」⇒「意志が強い」
  
「内気」⇒「おしとやか」
  
「おこがましい」⇒「威勢がいい」
  
「ガラスのハート」⇒「繊細」
  
「気が弱い」⇒「優しい」
  
「キモい」⇒「存在感がある」
  
「きれやすい」⇒「素直」
  
「暗い」⇒「落ち着いている」
  
「オンチ」 ⇒「誰にもマネできないアレンジ」
  
「計画性がない」⇒「行動力がある」
  
「愚痴を言う」⇒「スッキリする」
  
「孤独」⇒「自立している」
  
「寂しがり」⇒「優しさに敏感」
  
「舌ったらず」⇒「愛嬌がある」
  
「緊張感がない」⇒「肩の力が抜けている」
  
「ぐうたら」⇒「自分の気持ちに正直」
  
「睡眠不足」⇒「趣味をたくさんもっている」
  
「ずるい」⇒「頭がいい」
   
「短絡的」⇒「決断が早い」
   
「デブ」⇒「おいしく食事をできる」
   
「泣き虫」⇒「感情を素直に表現できる」
  
「能天気」⇒「前向き」
  
「ばか」⇒「素直」
  
「悲観的」⇒「想像力豊か」
  
「不公平」⇒「人間らしい」
  
「プライドが高い」⇒「誇り高い」
   
「利己主義」⇒「合理的」
  
「ルーズ」⇒「リラックス」
  
「わがまま」⇒「自分のことが好き」
  
「ヲタク」⇒「ある種の知識に精通している」
   
 
ネガティブな言葉をポジティブに変換する方法より

http://creive.me/archives/216/

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日は平常営業です。

いやな梅雨時、皆様どうぞご自愛くださいませ。

今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)

ゆったり、ほっこり♪


昆布大使・巻き寿司大使・岩佐 優


性と欲望と依存症 うさぎや便り 

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縁が切れるとすぐに悪口を言う人間がいる。

自分の思い通りや期待通りにいかないと、

心の奥にある不徳が浮かび上がる。

人間は生きている間に多くの出会いや別れがある。

徳ある人間はそれに囚われず、

当たり前と思い、出会いや別れに感謝をする。

しかし、徳が不足していると、出会いには喜び、

別れには文句や苦情、最悪は怨みに変わる。

別れに文句や愚痴を言う人間は、自分の都合を優先し、

その時に受けた恩を忘れ、他人に悪口を言うようになる。

それを聞いた人間の徳性もその時点で分かる。

徳性が低いと同じようにその悪口を吹聴する。

徳性が高いとその悪口を聞き流し、言った人間を憐れむ。

人間に出会いや別れを付きもの、

どのような状況でも決して

縁が有った人間の悪口を言ってはならない。


【感謝して生きていく】
 

人に迷惑をかけたくない

迷惑をかけずに生きる

というのは一面では正しいと思います。

しかし、だんだん疲れてくるのに気づきます。

なぜなら、人は他のものに迷惑をかけない

ということなどありえないからです。

とするならば、

迷惑をかけている存在なのだから

その自分を支えてくれている

まわりのすべてのもに感謝して

生きていくことの方がいいのかもしれません。



【 負けるもんか。】

 
がんばっていれば、いつか報われる。

持ち続ければ、夢はかなう。

そんなのは幻想だ。
 
たいてい、努力は報われない。

たいてい、正義は勝てやしない。

たいてい、夢はかなわない。
 
そんなこと、

現実の世の中ではよくあることだ。
 
けれど、それがどうした?!

スタートはそこからだ。
 
自分の人生を生きることは失敗が99%。

新しいことをやれば、

必ずしくじる。腹が立つ。
 
だから寝る時間、

食う時間を惜しんで、何度でもやる。
 
さあ、昨日までの自分を超えろ。

周りに人に何と言われようと

絶対自分に負けるもんか。
 

 

 
このコトバに幾度となく

勇気づけられ、救われてきました。
 
このコトバを胸に刻み込んで

これまで以上に

勢いよく飛び出してやろうと思います。
 
誰もついて来られないぐらいに。。

・・・・・・・・・・・・・・



二重洗脳

 
二重洗脳とは一言で言うと、「報酬とそれを失う恐怖による洗脳」です。

  
それらを強める要因は色々あるのですが、

一つの大きな理由として

「短期のプラス効果が長期ではマイナスである事を隠している状態」が挙げられます。
  
例えばお酒を飲めば短期的には良い効果ばかり得られます。

しかし長期的に見ると「マイナスにしかならない」そうです。

ここでお酒の効果をおさらいしてみます。
  
酒の短期効果

 
・ドーパミンの分泌(快楽)
・リラックスできる
・言いにくいことが言える
・悩みを忘れられる
・よく眠れる

  
酒の長期効果

 
・睡眠時の後半における質が低下(寝起きが悪くなる)
・理性を司る前頭前野の機能低下
・ドパミン受容体の減少(慢性的なイライラ・無気力)
・悩み自体が消えたわけじゃないので不安が増す
・酒なしでいる状態が恐ろしくなる

  
と、こんな感じです。

こういった事がほぼ全ての依存に当てはまるという説です。

ゲームやネットの依存はほとんどドパミン関係だと思います。

  
快楽を数値化してみると、例えば平常時の気分を50とすると、

酒やタバコで70にも80にも上がります。

しかしそれでも摂取し続けると平常時が40や30のままでキープされてしまうのです。

そして酒やタバコを摂取しても50か60にしかならず、

慢性的な欲求不満状態に陥るというわけです。
 

これはドーパミンや血糖値のメカニズムと完全に同じです。

ドーパミンは分泌しすぎると脳によって自動的に抑えられます。

血糖値の高いもの(白米・小麦粉・砂糖)を食べると、

血糖値が上がった後インシュリンが分泌されて低血糖状態になります。

これには抑うつが伴います。
  
上がれば必ず下がるというわけです。とっても単純です。
   
ゲームやネットはプロセス依存と呼ばれていますが、同じ事だそうです。

ケータイも掲示板にレスがついてるとか、

日記にコメントが付いてるだとかでドーパミンが上昇し、

それに依存すると日常が慢性的なイライラになってくるのです。
  
恋愛もプロセス依存ですが、麻薬も恋愛も脳の同じ場所が活動しており、

同じだと科学者は主張します。
  
この総括として失楽園仮説が出てきます。

快楽を求めて何かに依存する事全てが楽園を失う事だというのです。

これを磯村氏はアダムとイヴが知恵の実を食べた事になぞらえています。
  
知識なんて無ければ人は幸福だったのに、

物事を考えるようになって、幸せを逃すようになったわけです。

それと同じで快楽に依存する事自体が日常の幸福を逃す理由だというのです。
  
何もしなければ幸福だったのに、わざわざ依存行為で不幸にしているということです。
  
タバコを吸う人はイライラにはじまり、タバコでそれを抑える事ができると思っています。
  
しかし「人間は元々タバコを吸わなければイライラする生物ではない」のです。
  
では何故最初にタバコを求めるようになったのかというと、

それは「タバコが日常自分に襲いかかるイライラを紛らわせてくれたから」です。
  
単純においしかったから、というのもありますが、

それだけでは依存にはならないと思います。
  
快楽とそれにすがりつく心が伴って、はじめて依存になるのではないでしょうか。
  
依存者はあらゆるイライラをその依存行為で解決しようとします。

でもそれは根本的な解決にならず、「慢性的なイライラ」という新たな問題を作るだけです。
  
依存していない人は嫌な事があっても何かに逃避しません。

だから周りから何か言われて傷つくといった事はありますが、

日常を生きているだけでイライラするという事はありえません。

逆に言えば何もない日常が苦痛なら、それは何かに依存していることを教えてくれています。
  
これは振り子みたいなものですね。

片方(快楽)に振れておいて、もう片方(苦痛)に振れたくないというのは

物理法則に反するということになります。

このようにしてすべての出来事はバランスが取られています。
   
 
性と欲望と依存症

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長い休みのはじまり
沸騰する夏の時間がリセットされる
仕事も休んで
悩むことから自由になって
手に入れられるミライがある
夏休みが教えてくれたこと
カブトムシよりクワガタムシが好きだった
理由はわからない
だれとだれとが手をつないでいても
そんなこと関係ない
だって
汗くさい男たちが酔っ払う夏の裏路地で
死んだ虫みたいに
匂いをはなつ動かない石ころだよ、夏は
ハイボールを下さい
それでいいんじゃないか
三角関係を書きつないできた
この上等な百年を生きたんだから
漱石を
夏の絵日記のなかでトレースする
あるいは
売れる本を作るための市民講座で
ひとは思わず人類と
口に出してしまう
悔しくて
でも梅酒は美味しい
フランスの梅のリキュールを飲んだ女が
バーのカウンターに沈んでいく
今夜はこのあたりで停泊するのだろう
ぼくには梅が、海とも読めてきて
大学通りが海になって
のら猫たちが錨を探しはじめている
今夜はパンも食べ過ぎた
いろんな話に夢中になって
道草なんだ人生は
長い休みのはじまり
沸騰する夏の時間がリセットされる
でも、好きだよ
好きだよ

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」



うだるような暑さの七月もあっというまに通りすぎていく。

大人の夏休みは、まだ始まらないかもしれないけど、

詩のなかに

夏休みを呼び込んでみました。

夢見るように、夏に沈んで行きたい。


うさぎや便り・夏。2015・6月

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こんにちは

熱帯夜にちかい深夜、布団にはいる

朝は脳が覚醒しきっていない

意識と無意識の境目  まどろみの時間

なんとなく眠りが浅く、たまらずに汗ばんで目を覚まします。

明けがたは、目覚ましの音といっしょにパッパと起きて

機敏に動けた若い頃がなつかしくなります。

「どっこいしょ」と壁に背をあて、しばしひと息。

「前はこんなことなかったのになァ」と、ついため息が出ます。<もうすぐ63歳>

さて、最近ですが

栄養学の常識がどんどん変わりつつあります。
  
私もいろいろなケースを見てきましたが 

野菜はあまり食べなくても良いという考えに賛同します。

ただゼロにしろとかそういう極論でなくて

今まで思っていた以上に 必要性は薄いという事ですね。
  
サラダなどの生野菜を食べ始めたのは明治くらいからで

本格的に食べ始めたのは戦後の話です。  


「野菜について」

多くの人は野菜は健康的でヘルシーな食べ物だと思っています。

野菜は植物性食品であり、動物性食品に比べると、

圧倒的に栄養の乏しい食べ物です。

しかも、抗栄養素が含まれていたり、

食物繊維が栄養素の吸収を阻害したりします。

何より、人間は植物性食品の消化・吸収が得意ではなく、

消化に大きな労力を要します。

野菜を特に生で食べるのは、

栄養を取り入れるという観点から鑑みれば、

何らメリットがありません。

サラダなんて栄養スカスカの食べ物です。

スムージーにすればいくらかマシかって? いえ、

スカスカな食べ物なのですからスムージーにしたって同じです。

食物繊維は人間にとって必要な栄養素ではありません。

野菜を摂らないとビタミンCが欠乏するのでは? と

思う人もいるかもしれませんが、ビタミンCは動物性食品にも入っています。

人間以外の哺乳類などは肝臓で

ビタミンCを合成していますから、

レバーを食べればビタミンCを摂取できます。

ならば野菜なんて一切摂らなくても良いのでは? と

思いの方もいるでしょう。 実際、

野菜を全く摂らない先住民族もいます。

それでも栄養的には何ら困りません。

野菜は食卓に彩りを添えるもの、と考えています。

野菜の無い食生活というのも、何とも味気がありません。

栄養は肉、魚介類、卵、チーズなどからしっかりと摂り、

野菜は食事のバリエーションを広げるために

添えるものと割り切った方が、

適切な食事バランスとなるでしょう。

以上、まとめてみました。

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

さて、あなたの力=命ヂカラ

【かっこ悪くてもいいと思う人が、かっこいい】

twitterでのこと。

「32歳なのにうんこ漏らした」というツイートをした男性の話。

””””””””””””””””””””””

32歳、35歳、38歳、40歳の男性から

「皆漏らしてます」

「自分もよく漏らします」

「この前ジョギング中に漏らしました」

「大丈夫すぐに慣れます」等

の温かいコメントを頂きました。

日本はこういった男性達によって支えられています。

こんなこと。。。。。 ナケマス

何もない人ほど、

ほのめかすような言葉を使って
 
奥が深いように見せかける

かっこよく見られたいと思ううちは、かっこ悪い。
  
かっこ悪くてもいいと思う人が、かっこいい。

食べ物も同じ 

食経験の少ない人の「美味しい」はアテにならない。



今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


長文になりました。申し訳ございません。


明日は平常営業です。

もう少しで梅雨明けです。

ムシムシを乗り切って皆様どうぞご自愛くださいませ。

今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)

ゆったり、ほっこり♪


昆布大使・巻き寿司大使・岩佐 優


うさぎや便り

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NHKの台風情報で故郷の映像(旧・徳島県海南町)が中継されます。

そんな時、よく頭をよぎるのが昔のこと。



「餅投げやぁ」

「今日は船おろしやでぇ」

「ほな、みなで行かんか」

・・・・・・・・

新しい漁船が出来上がると進水式があります。

宮ちゃんのお父さんは淺川でたった一人の船大工で、

いつも東の波止と西の波止の間にある小さな造船場で新造船を作ったり、

村の漁師さんの舟を修理していました。

宮ちゃんと一緒に、仕事をしているところを見に行きましたが

いつも黙々と手を動かして無駄口は聞かない人でした。
 
船おろしは、その造船場が海に向かってスロープになっているので、

何本もの丸太の上でしつらえられた新造船が

その丸太の止め木を外されるとコロコロと海へとすべり降りていく。

船の中にはその船の主が満面の笑みを浮かべて立っています。

もちろん、親戚や漁師仲間の人たちが乗れるだけ乗り、

鮮やかな大漁旗や幟がひらめいて。。。

宮ちゃんのおとうさんはほっとしたように笑って。。。

おかあさんも兄弟も嬉しそうでした。

新造船はやたらにある仕事ではなかったはずだから、

家族にとって如何にありがたい日であったことでしょう。

「見てみぃや、この人出。みんな笑ってるやろ」

船が海に下ろされる時間を見計らいながら、

かなり早い時間からその辺りのほとんどの人が集まってくる。

漁師町の淺川に久しぶりに響く「軍艦マーチ」

この軍艦マーチを聴くとワクワクしました。

小さい頃から新造船ができると軍艦マーチや、餅投げや、

と急いで漁港前に行ったものです。

雄姿を淺川のみなさんに披露します。

新造船はこの湾内を左周りで3週します。

これは左周り、つまり取舵(魚を獲る、大漁する)と言う事だそうです。

船おろしを祝うためなのだそうです。

船主はこの日のために丸餅を用意します。

新築の家が棟上のときに棟の上から餅を投げる風習がありますが

船おろしも同じように、

海に浮かんだ船に乗った人たちが陸に居る人々に餅を投げるのです。

「こっちに投げてー」と歓声が上がる。
 
おばあさんたちは

「ここやで。ここにほうりこんで~なあ」

と、元気な声を張り上げて、

割烹着を両手で広げている。

男も女も年よりも若いモンも子どもたちも我こそはと餅拾いに興じる。

みんな、めったに無い祭りごとに酔いしれるのです。

そんなときもドンくさい私は一つも拾えないのが常のこと。。。。

しょんぼりとしていると

「なんや。まさるちゃん。一つも取れんかったんか」

と、だれかれなく

私にお餅を持たせてくれたのが忘れられません。



あなたの力=命ヂカラ


【 素直な心で幸せになる10の心】

 
(1)「私心にとらわれない」
   私利私欲にとらわれることのない心
   私心にとらわれることのない心

(2)「耳を傾ける」だれに対しても
   何事に対しても謙虚に耳を傾ける心

(3)「寛容」万物万人いっさいを
   ゆるしいれる広い寛容の心

(4)「実相が見える」物事のありのままの姿
   本当の姿、実相というものが見える心

(5)「道理を知る」
   広い視野から物事を見、その道理を知ることのできる心

(6)「 すべてに学ぶ心 」すべてに対して学ぶ心で接し
   そこから何らかの教えを得ようとする謙虚さを持った心

(7)「融通無碍」自由自在に見方、考え方を変え
   よりよく対処してゆくことのできる融通無碍の働きのある心

(8)「平常心」どのような物事に対しても
   平静に、冷静に対処してゆくことのできる心

(9)「価値を知る」よいものはよいものと認識し
   価値あるものは 、その価値を正しくみとめることのできる心

(10)「広い愛の心」人間が本来備えている広い愛の心
   慈悲の心を十二分に発揮させる心

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

雨は多いですが

空気の中に、湿気と熱気がまざっています。

この頃もっとも消耗しやすいのは脾胃の気です。

気が上に上がりやすいと言われ、

それによって食欲が増しますが、

さらに胃腸に負担がかかることとなります。

気の流れを良くして便秘を解消し、

さらに、体内の脂を流すお茶を飲みましょう。

体の中の宿便を

きれいにして、血の中の脂をきれいにして、

体の環境を健やかに保ちましょう。

肝の脈や気が旺盛になっていきますので、

肝の主な働きである、

「疏泄(のびやかに四方八方にいきわたる)」

のために次のことを心がけてみてくださいね。

・ゆっくりと歩く

・リズムを早めすぎない

・テンションを上げすぎない

・深呼吸をする

・朝起きたら、両手を頭上に伸ばして伸びをする

そうすれば、穏やかな心で過ごせますよ。


人は多くはできない、でもなんでもできると思うのです

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そう言えば最近 「昼寝」「昼寝」って あまり言わなくなった。
 
僕が小さい頃は 大人でも (農家だったりすると特に)

「昼寝」してたこと結構多かったように思う
  
___________________________________

日中は夏の日差しを葦簀(よしず)で遮りながら、

打ち水をして涼しい風が室内を通るように工夫した。

見た目にも涼しいように、鉢にたっぷりの水を入れて中を泳ぐ金魚を鑑賞したり、

水の中に浮かべて冷やした夏野菜やスイカなどを食べたりと、

水をうまく活用することで少しでも涼しく感じるように工夫した。
  
それでも日中は暑いので、

一日ごとに稼ぐ職人などの庶民は、ずる休みをしてふて寝をしたり、

湯屋でぐずぐず時間をつぶしたりということも。

落語に登場する長屋の連中は、たいがいがそういうことをしている。
 
そして、涼を求めて皆が集まるのが水辺。

川のほとりや池の周りをそぞろ歩いて、そこを吹く涼しい風に当たったり、

「滝浴み(たきあみ)」をしたりした。

滝浴みは、滝に打たれたり、滝を眺めて楽しんだり、

その川の水で遊んだりして涼を求めること。


 



【 人は多くはできない、でもなんでもできると思うのです。】

 
今日、僕はこの命途切れるまで続けたいことを

真剣に考えて、選び抜き、決めようと思います。

幾多の困難を乗り越えても。。
 
それはやり甲斐があり、

生き甲斐もある

僕が一番大好きなことに決めようと思うのです。
 
そうしなければ、同じ過ちを繰り返し

また途中で嫌になってしまうからです。
 
僕は肉体的な理由で

スローダウンするのは仕方ありませんが、

今までのように精神的な理由で

諦めることのないようにと決めました。
 
壮大なテーマでなくても

小さな部分で永遠に進化するものに

決めようと思います。
 
それぞれ脳と精神と肉体を分離して

1つ1つ別の項目で考え、

そして、脳と精神と肉体を

永遠に進化させてやろうと思うのです。
 
その為には、生きたお金を使い、

深いレベルで脳と精神と肉体について

進化させる方法の学習をして実践することを

繰り返さなければなりませんが、

これができるようになると

この生命が途切れるまで進化できると思います。
 
つまり、自分の人生を生き抜きたいのなら、

『本物』になるしかないのと思うのです。
 
その昔、僕はあぶく銭を稼ぎまくり、

運良く人生のまぐれ当たりも経験しました。

それは本当に一瞬だけの出来事でした。
 
しかし、永続的に進化して『本物』になれば、

命途絶えてからも、永遠に自分の人生を歩くことを

約束してくれるはずだと思うのです。


KIRKLANDのオリーブオイル・コストコのオリジナルブランド

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KIRKLANDのオリーブオイルを使い始めました。

色は深い緑色で滑らか。

透明度もかなり良い。

口に含んでゆっくり試飲したけど、甘くて香りも良い。

KIRKLANDブランドの品質の高さには驚きます。

オリーブオイルのお勧めなんて、料理ネタでこのメルマガに相応しいとも思うけれど。。。。。

「KIRKLAND オリーブオイル」と入力してGoogleで検索すると、

「コストコのオリジナルブランドKIRKLAND コストコ商品オンライン」と出て来ます。

コストコは安売りではないんだというのは、ちょっと市場感が変わります。

大量生産品をまとめて買うから割安感のある商品戦略と

実際に他店の同様商品との比較では安価な商品が多いですね。

そこで、普段はあまり見ない企業紹介ページ「コストコとは?」

を覗いてみると、ユニークな発想で商品を揃えていることが分かりました。

私が面白いと思った部分だけ抜粋してみようと思います。

まず、取り扱い商品は、その分野のトップブランドの製品だけを扱っています。

安いからといって、2流3流のメーカーから仕入れることをしません。

トップブランドだと、仕入れが高いのが世の常識ですが、

次のような実に正攻法で仕入れをしています。

1.すべて現金仕入れである。

2.世界の500店近い店舗の一括仕入れで信じられないほどのロットで大量発注する。

3.1アイテムは1品種に絞り込んで発注するので、

メーカーは効率よく製造できて、売り上げが上がる。

4.仕入れは、1ロットで完結する発注方法である。

日本の流通業では、在庫管理をして、売れたものを速やかに

補充する方法を取っています。

つまり、売り切れても翌日には速やかに補充されるのです。

コストコでは、売り切れたらそれでおしまい。

次回いつ入荷するか?

もう入荷しないか、わからないのです。


これは仕入れ担当バイヤーが、全力を挙げて、

最適の条件と最適のタイミングで、商品を発注するためです。

したがって、予定より早く完売すると、売れ筋として次の発注につながり、

予定より売れ行きが悪い商品は死に筋として、次の発注はなくなるのです。

この方式は、売り切れてもまた入荷するからそのときに買えばいいさ?

が常識だった日本人にカルチャーショックを与えました。

つまり、気に入った商品は、その場で決断して買わなければ、

ニ度と入荷しないものがあると学習するのです。<ダイソーも良く似ています>


コストコでは、この方式を「お宝探し」 「トレジャーハント」と呼んでおり、

会員にとっても、ニ度と入手できないお宝を、

安くゲットできるチャンスなのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あなたの力=命ヂカラ

【 あなたの周りにもいる「イタい人」の10のパターン】

 
1:すぐに話の風呂敷を広げる

2:よく理解しないまま突っ走る

3:嫌われていると勝手に思い込んでいる

4:キレて他人に八つ当たりする

5:やたらと自分の正当性を主張する

6:何も自分で決めない

7:何かにつけて理屈をこねる

8:やたら褒めてほしがる

9:他人の話を聞かない

10:何が言いたいのかわからない

                    

・・・・・・・・・・・・・・・

世の中には金持になる人もあり、
有名になる人もある、
でも人間はそれだけじゃないだろう、
おまえにはおまえの一生があるんだし、
それは誰にもまねのできることじゃない、
      
たとえ失敗のし続けにせよ、
人間が生きてゆくということは、
それだけでも立派なことじゃないか、
おまえはおまえなりに生きておいで、
人がなんと云おうと構いなさんな、
おまえの一生はおまえだけのものなんだからね。






免疫力や自己治癒力(=生命力やサバイバル能力)

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昆布水仕込みの「フレーバー昆布水」!

繰り返しの言葉ですが

熱中症予防にはできるだけ水分補強が大切だそう。

水分補給のために「UMAMI」が唾液の分泌を非常に促してくれるそうです。

「UMAMI」の代表選手、昆布水をもっと飲みやすくしたのが「フレーバー昆布水」ですね。 

<熱中症予防にお勧めです!!>


zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

<うさぎや>ここ一年のハマりもの、アボカド料理。

生きた酵素がそのままいただけるスローフード♪



野菜をまるごと食べる。

生命力をまるごといただく。

一物全体(ホールフード)な暮らしって、

昔の台所では当たり前のことだったのですよね。

昔の人の知恵はかなりエコ。

今よりずっとエコ。

子供の頃の野菜の料理・・・・

葉っぱから皮まで無駄なく食べるから、

生ゴミといっても大根やネギのしっぽくらいしか出なかった。

家で出た生ゴミは、庭に穴掘って埋めていたり、

畑のすみで燃やしたりして、自分たちで処理していた。

どんなにオーガニックでナチュラルな無農薬ベジランチも、

都会の排気ガスを吸いながらのオープンカフェで

車道や人混みを眺めながらいただいたところで、

はたして体の滋養となっていくのかどうか…。

私には分かりません。

汚したぶんだけ自分たちにしっぺ返しがくる。

でも、たしかに、無農薬で頑張っている農家さんをみんなが応援することは、

日本規模、いや地球規模で暮らしを良くすることに繋がると思うのですよ。

夏はローがおいしいです。

名物 大原三千院参道のアイスきゅうり


加熱していない生きた野菜の呼吸を感じる。


死んでいない野菜の生命力を感じる。

なにより台所で汗だくにならずに済む  

私の子供の頃は、まだ家庭にエアコンが普及していませんでした。

どの家庭も扇風機か団扇かすだれぐらい。

そのために、胡瓜や西瓜やトマトや桃をばりばり食べて、

体の熱をとって、「自らを冷やす」という暮らしでした。

どうだろう・・・熱中症になる子もほぼいなかった?

もうね、今は、外は炎天下、店の中に入れば極寒地帯・・・

そりゃー・・・

体調も自律神経もおかしくなる!!

昔は炎天下でも汗ダラダラで木陰で休みながらも遊んでいたなと思い出します。

今は、32度だか35度だかを超えると

「日中の外出は控えて家の中に入りましょう。外で遊ぶのはやめましょう。」   と。。

これじゃあ、子供はクーラーの効いた家の中でゲームばかりやるしかない。

体の体温調節機能は衰えていくばかり。

そして外で遊ばないから筋肉を使わない

夜遅くまで眠らない

朝が遅くて昼までダラダラ。

免疫力や自己治癒力(=生命力やサバイバル能力)も下がりますね。

今、エアコンと冷蔵庫と冷たい飲み物がどこにでもある日本で、

夏野菜を食べ過ぎることは、

内臓などをを冷やしすぎることにつながり、

秋冬になってからの体調を崩すことにもつながりかねません。

カリウムとナトリウムのバランスをとる。

例えば胡瓜に味噌をつけて食べる、

トマトや西瓜に塩をつけて食べる、

冷奴には葱や生姜の薬味をのせる、

玉蜀黍は醤油をかけて焼く、

などなど。

体を冷やしすぎない工夫で夏野菜を楽しみましょう。




むかし、醤油・味噌・みりんが日本にしかなかった理由

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料理に欠かせないものといえば、

醤油や味噌・みりんなどの調味料。

この3つの調味料、実は日本でしか作ることが出来なかった

事実はそれほど知られていませんが、

それは、あるモノが日本にしか存在していなかったためです。


日本だけの固有のものというのは、

麹菌(こうじきん)です。

これらの調味料はすべて麹菌を使って作る発酵食品です。

その麹菌が世界中どこを探しても日本にしか存在していませんでした。

では、なぜ日本以外の国には麹菌がなかったのでしょうか?


1つ目は、日本の気候です。

麹菌が繁殖するためには、適度に暖かく、

湿度の高い環境が適しているという点があげられます。

これだけでは他の国も当てはまりますが、

もう1つ重要な条件があります。

それは、日本がお米を加熱して食べる文化を持った国だということです。

熱をとおしたお米は麹菌がとても発生しやすく、

この2つの条件に合致した国が日本だけだったため、

麹菌は日本にしかありませんでした。


ちなみに、日本人が約1,300年以上も守り続けた麹菌は

日本の豊かな食文化に貢献してきたとして

「国菌(こっきん)」に指定されています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

牛乳を例にとって話をしてみることにしましょう。

日本では幸か不幸か、牛乳を摂取することの善し悪しは、

比較的自由に発言することができますが、

海の向こうのアメリカでは、牛乳を飲むことの是非、

害についての議論は政治的な背景が必ず存在し、

執拗に害を訴えることで、

その世界から抹殺されることがあるという話が、

まことしやかに伝えられてきました。

私は、ご自分や家族、特に自分の症状をうまく伝えることのできない

乳幼児や子供たちが、

牛乳のたんぱく質を上手に分解できずに、

耐性をつくりアレルギー反応を示していないかどうかを、

そばにいる親が考えることのほうが、

牛乳を飲むことの是非、害についての議論をするよりも

重要なことだと考えています。

日本では、

「牛乳が危ない・・」

「百害あって一利なし・・」

という内容が躍り出ると、

マスコミメディアを中心に国民は、

その信憑性や根拠について白黒を付けたがり、

牛乳肯定グループと否定グループに二分されてしまいます。

しかし、どんなに有名で著名な学者が研究論文を示そうが、

自分あるいは家族、目の前にいる自分の子供の体内で起きていることこそが

唯一の根拠であり真実です。

それを改善してあげることが何よりも

優先されるべきことではないかと思います。







日本人が常に刺身さしみを愛し、常食するゆえんは、
自然の味、天然の味、すなわち加工の味以上に尊重するところである、
と私は思っている。
 
 
北大路魯山人



うさぎや便り・夏・2015・8月

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こんにちは



うさぎや 店主の岩佐です。

いっこうに勢いの衰えない炎暑ですが、皆さまは大丈夫ですか。

猛暑、酷暑、爆暑に。。激暑ってのもありました?

「あと一日二日で暑さの峠。。。」と

気象情報のひと言に、すがる思いの八月。

そういえば、京都・五条坂では七日からの陶器祭りでした。

曜日にかかわらずこの日の開催なので、土日にかかる

今年は、きっと賑わったことでしょう。


あの辺りといえば今の時季、

西大谷さんへ墓参の車が駐車場に入る順番待ちの渋滞で、有名なところ。

そんなことを思うと、出不精がますます殻にこもって出られなくなります。



しかし、こうも暑いとエネルギー確保のための食べ物にも気を使いますね。

体の細胞臓器が活動するために必要なエネルギーを得ることを「代謝」というそうです、

代謝でエネルギーを得るための食材の対象は、

炭水化物・たんぱく質・脂質の栄養素です。

そのエネルギー獲得のために、健康管理、ダイエットの改善に有効なのは

重要な役割を担っている「燃焼」または「酸化」というプロセスです。



酸化(燃焼)が速いタイプ=Fast Oxidizer

たんぱく質タイプ


酸化(燃焼)が遅いタイプ=Slow Oxidize

炭水化物タイプ



たんぱく質タイプの人は、強力な火力のハイカロリーバーナーを持ち、

炭水化物タイプの人は火力はそれほど強くないカセットコンロを持っている

と考えると理解しやすいかもしれません。



代謝タイプを知ることのメリットは、

自分がどのタイプなのかを知ることで、

効率的なエネルギーを得ることができることです。 



炭水化物の食材は言ってみれば、ティッシュペーパーや新聞紙のようなもので、

弱い火力でも燃やす(燃焼)ことができますが、

複雑な構造の大木のようなたんぱく質を燃やす(燃焼)ためには、

強力な火力でなければいつまでたってもエネルギー源の糖分を得ることができません。



つまり、炭水化物タイプの人が肉や脂肪ばかりを食べていれば、

なかなかエネルギーを得て代謝することができない、

逆にたんぱく質タイプの人が、すぐに燃えてしまうティッシュペーパーのような小麦や米ばかりを食べていれば、

どちらもエネルギーの枯渇状態になり、

疲労感、集中力、記憶力の低下、パフォーマンスの低下につながる可能性が高くなります。


。。。。。。。。。。。。


「タンパク質もしっかり食べてください」 ♪♪♪



そうそう「おから」もいいですね。


それにしても、ほんのちょっと忘れていた間に、商品としての「おから」の姿も

スーパーではなんだか様変わりしたようで「探すのに苦労」という話。

ひとつ150gくらいのきれいな小袋パックになってます。

昔の話になりますけど、

ソフトボールくらいの大きなおからの固まりがお豆腐やさんの店先に

積んであったのを思い出して、まったく今昔の感しきり。

最近のものは気のせいか、精製されたようなふわふわきれいなおからです。

さて。。。その「おから」の料理方法です。

簡単に説明しますと、小さくせん切りにしたニンジンと

薄い油揚げを炒め、昆布水を

出汁代わりに加えて、酒、しょうゆ、砂糖で調味します。



余談ですが、火の通り方が違う食材の炒め方は、切り方にも関係があります。

全部一緒にまとめて炒め合わせる場合は、

火の通りにくいものは薄く小さく切ります。

また、大きさはまちまちでも下茹でしたり油通ししたりして、

それぞれの食材に下ごしらえを施してあれば、

前者と同様に全部一緒に炒め合わせて味付けも一度にできます。


逆に、食材の食感などの観点を重視する場合は、炒める順番に気を置きます。

中華だと、香りを演出しますから、

香味野菜や辛味を最初に作り出してから味付けをしていきます。

すみません。。。横道にそれました。。後戻りします。



「おから」。。とは

豆腐を作る時の絞りカスのことで大豆の「殻」です。

これに「お」をつけて丁寧語として「御殻」と呼びます。

絞りカスというとなんとなく悪いイメージになりがちですが、

栄養的にも優れていて、ヘルシーな食材です。

薄味にして沢山食べられるようにします。


昔、私がまだ小さい頃、「おから」の料理法を不思議に思っていました。

<小骨が入っていたんです。たぶん、

魚でだしをとってそのまま骨が残っていたのでしょうか>

その後、もう40年前ですが、美味しい「おから」の炒り煮を食べて「おから」を見直した時に、

「おから」の魅力に取り付かれました。

<京都・木屋町にある京のおばんざい「ますだ」。。でした>

生臭みがなく、

なお、かつ、しっとりとしていて出汁の味が染みている「おから」で、

これが憧れで、どうしたらあのように作れるのだろうかといろいろ試行錯誤しました。

今日のレシピは、その集大成と言ってもよいかもしれません。

出来上がった「おから」からは、どれほどの手間をかけているかなど

は計り知れないかもしれませんが、丁寧に作っています(笑)


まず、「おから」と具は別々に火を入れます。

おからの生臭みは胡麻油などで充分炒り付けて、

サラサラした粉状に煮あるまで炒って元々含んでいる水分を飛ばします。

この作業ですっかり「おから」の臭いが抜けてしまいます。


一方、具は、

「おから」の中で味の存在感を出すために別に味付けをします。

ここでいう味は、醤油や塩、砂糖などの味付けだけではなく出汁が重要です。

コクのある昆布の濃い出汁を効かせて、醤油等の塩分はできるだけ少なくします。

出汁に良いのは昆布、アサリやホタテ、鰹節などで、

出汁を取った後の身も後で和えますが、

今回は昆布・鰹出汁を使っています。

良く炒り付けた「おから」なら、

重さの倍量の出汁を使って具を煮て「おから」を混ぜ合わせます。

「おから」を加えてからは味付けはいじらないで一気に作り上げてしまいます。

具を煮る時の味付けがポイントになるので、

「おから」を足した分薄くなる味を推測して味付けします。

この時、多少味が薄く出来上がっても、

冷めると出汁のコクが出て薄味がかえって良い結果を生むものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人生は贈り物。
 
私は決して無駄にしたくはありません。
 
次にどんなカードが配られるか分かりません。
 
だから、日々を大切に、
 
あるがまま受け入れるようにしたいと思っています。



先週後半は蒸し暑さもひと段落でしたね。

今週は再び猛暑の日が続くようです。

体調管理の折り返し点、休息と水分補給を

皆様どうぞ忘れずにしてくださいね!!



明日、火曜日は普段どおりの営業です。

今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)

ゆったり、ほっこり♪


昆布大使・巻き寿司大使・岩佐 優




「うさぎや便り」

おからの炒り煮レシピ


材料

おから・・200g
にんじん・・70g
油揚げ・・1/2
乾燥芽ひじき・・18g
昆布水・・400cc
醤油・・大さじ3
塩・・小さじ1/2
砂糖・・大さじ1
酒・・大さじ3
胡麻油・・大さじ2
作り方

乾燥ひじきはたっぷりの水に浸して戻す。
にんじんはと油揚げは3cmの短冊に切る。
フライパンに胡麻油を引いて熱し、おからがサラサラになるまで良く炒り付ける。
別の鍋に出汁とにんじん、水を良く切ったひじきを煮る。
にんじんに火が通ったら油揚げを加えて味付けをする。
5の味が調ったら3のおからを加えて炒り付ける♪



おからの炒り煮


若い頃はあまり好きでなかった「おから」です。

何となく口の中でボソボソ。

胸が詰まると言いますか、味気が無いと言いますか。

ところが、いくつの時だったか、美味しいと感じるようになりました。

最近は探してもないことが多く、きっと人気が無いのかな。

今では豆腐も多種多様で、しかも豆乳も簡単に手に入りますから、

何となくおからから足が遠のくのでしょうか。

味付けする前のおからをチョッと食べてみると、

舌の奥で懐かしいような豆腐の味がしてきます。

そして、甘く感じます。

やはり味付けと、仕上がりの硬さを工夫して食べやすくしたいです。

誰もがおからを見直すような味付けを目指してみたいものです。



偶然きめの細かいおからが手に入りました。

店先で味見をしたら大変美味しかったので、このおからを使ってみました。

そして、以前にもおからのレシピを紹介しましたが、

作り方と材料を変えています。

美味しい鰹出汁と、帆立の蒸し汁を使っておからの風味と硬さを決めます。

すき焼の割り下で味付けを決めます。



材料

おから・・300g
帆立(冷凍の剥き身)・・8個
人参・・70g(3cmの短冊切り)
長葱・・1本(青い葉の部分も含めて5㎜の小口切り)
生きくらげ・・5~6枚(千切り)
鰹出汁・・800cc
すき焼きの割り下・・大さじ5(好みで加減)
酒・・大さじ2
塩・・一撮み
炒め油・・大さじ1
作り方

帆立を解凍して分量の酒と塩で下味を付け、鍋に1cmの水をさして蒸す。
鰹出汁を取り、材料を全て切る
鍋を中火にかけ、油をさして長葱、人参、きくらげを炒める。
しんなりしたら、おからを加え焦がさないようにしばらく炒める。
鰹の出汁を加える(一気に沸騰します)。沸騰がおさまってふつふつ煮えてきたら、帆立を大まかに割って、蒸し汁と一緒に加える。
最後にすき焼の割り下を加え、味を整えで出来上がり♪



昆布大使・レポート

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こんにちは!

京都の昆布大使、昆布料理研究家の岩佐優です。

真夏日が、きのうの一雨でちょっとひと休みの気配です。

でもすっきり涼しく‥とはいきませんね

この暑さ、まだしばらくは続きそうです。

いかがお過ごしでしょうか。

八月のレポートです。

どうぞ、宜しくお願い致します。

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【昆布とこかぶの甘酢漬け】 です。

・岩佐優

・京都市

・・・・・・・・・・・・・・・

【昆布とこかぶの甘酢漬け】

こんにちは!

笑顔がなにより楽しさに変わる毎日のごはん。

家族でそろってご飯を食べる、幸せなひと時。

昆布料理研究家の岩佐優です。



今が北海道での昆布漁最盛期です。

もっとも日本で生産される昆布の95%くらいは北海道産ですから、

昆布漁最盛期といっても良いでしょうね!

私の郷里・徳島県。

昆布じゃなくて「鳴門わかめ」が有名です。

この季節になると決まって思いだすのが「鱧皮ちくわ」。

関西では、ぷるんと縮れた「鱧の皮と胡瓜の二杯酢」が夏の風物詩です。

鱧の身は高級かまぼこ用、余った皮は香ばしく焼いてせん切りにし、

酢の物に仕立てるのが庶民の味なんですね。

鳴門海峡のずっと南の海岸べりは

海底がやわらかな泥状で、鱧にとって最高のおふとんです。

いよいよ脂の乗りきった夏のこの季節、

伝統のはえなわ漁で獲った鱧の身は

ふっくら、艶然として風格があります。

おだやかに光るさざなみ、波が砕けるここちよい音、照りつける陽光。

ここら辺りの流儀は「鱧皮ちくわ」

うま味たっぷりの脂、 肉厚の皮 、香ばしい炭の匂い。

口のなかに入れた瞬間にふわっと香る、

香ばしい炭の匂い。

独特の弾力と歯応えを持つ皮は、

皮だと思えないほど肉厚で、

かめばかむほどにうま味を放出させます。

鱧皮(はもかわ)ちくわは、その名の通り

鱧の皮を竹に巻きつけたちくわのような食べ物です。

それは、蒲鉾を作る際に余ってしまう鱧の皮を

「もったいない」と思った蒲鉾屋さんが

ちくわのように巻いてみたのが始まりだと考えられているからです。

皮の巻き数が多いと、分厚いため食べ応え抜群。

しかも、皮と皮の間に、

焼いたときに染み出たうま味たっぷりの脂がたまり、逃さない。

この辺りの言葉で「やわらかぁておいしいじょ~」。。。

食べ方は、竹から外して細かく切り、

ポン酢や酢立ちを搾ってさっぱりといただく、

わかめや塩もみ胡瓜と一緒にいただくもよし、

そのままガブリッといただくもよし。

お酒のおつまみにはもちろん、ご飯のおかずにもなります。

やみつきになります。

幼い頃から大好きだった母が作ってくれた「昆布と一緒にこかぶの甘酢漬け」。

こかぶを切る時の隠し包丁で料理が生きる、簡単レシピです。


【昆布とこかぶの甘酢漬け】

味がなじむのに2日程度置いたほうがいいのですが、

母は作りたてを食べるのが好きでした。

【材料】

こかぶ(葉を取り除いた重さ)   200g

長昆布                  10センチ

【A】

酢                   大さじ4

砂糖                 大さじ2

みりん                大さじ1

塩                   1つまみ

赤唐辛子(種をとって小口切り) 1本



【昆布とこかぶの甘酢漬けの作り方】


①こかぶは上と下を切って皮を分厚いめに切ります。

   皮は浅漬けに使いますから捨てませんようにね。

②茎の面を下にして底を切り離さない為に箸を両端に置き細かい格子状に切ります。

③粗くてもいいです。切れ目を入れます。

   *こかぶを切る時の隠し包丁です。

④海水程度の昆布塩水にしんなりするまで漬けておきます。

   *海水程度とは、水500ccに対して塩20g程度になります。
     そのまま30分おいておきます。

⑤こかぶの水気をギュッと絞って大鉢の中へ入れ、【A】を入れます。

⑥こかぶをつけていた後の昆布(昆布塩水に使った昆布を 3センチ位に細切りにします)

  を甘酢のなかにいれます。      

⑥冷蔵庫で2日寝かせて完成です。

⑦母は作りたてを食べるのが大好きでした。

    当時、冷蔵庫がなかったのです


【A】の甘酢の作り方

①小鍋にみりんを入れて火にかけ、

 煮立ったら弱火にして約3分煮詰める。

②火を止め、熱うちに砂糖と塩を加えて溶かす。

③粗熱がとれたら酢を加えて混ぜる。


漁師町の風土と素材を大切にする意気、母の愛情でした。

☆必ず冷蔵庫に入れて下さいね。

*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*

どうぞ、皆さんお試しになってください ♪♪

ゆったり、ほっこり♪

昆布大使・岩佐 優



うさぎや便り・夏・2015・8月

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こんにちは



うさぎや 店主の岩佐です。

お盆は皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。

ファイトの湧かない真夏日が、

きのうの一雨でちょっとひと休みの気配。

でもすっきり涼しく‥とはいかずに、

この雨の持ってきた湿度でしっかり蒸し暑いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「はさかる」という言葉を亡き父が時々つかっていました。

「うおのほねがはにはさかったわ」↓ ↓

{魚の骨が歯に挟まったわ}の意味

「はさまる」と同義語でも、

これはどうやら「歯」に関してのみ使われることが多いみたいです。

歯にはさまったままとれずに困ったことはありませんか?

今週は「すき間にひっかかる」という意味の「はさかる」を取り上げます。

「奥歯にものがはさかったような‥」

というぐあいで

「さっき食べた肉が 歯に はさかって 取りにく~~」などと使います。

「はさかる」と言う人と「はざかる」と言う人がいらっしゃいます。

私の郷里、徳島県ではどちらも使われていますが、

県西部では「はさかる」、名西郡から県東部と県南部では

「はざかる」が多く使われているようです。

「はさかる」は香川、愛媛、島根

「はざかる」は富山、石川、京都、岡山などで

両方使われているのは、徳島と三重ですね。

城崎方面に出かけたとき竹野の海岸に「はさかり岩」

という名勝があったので但馬の方言でもあるのでしょうか。



「はさかる」が意外に広い範囲の、

それも地理的にも遠いところでも使われていて、

ほんとうに面白いなあと‥

東北弁に似た方言が出雲のほうにあるというのがカギになっていた、

有名な推理小説を思い出したりしました。

<『砂の器』(すなのうつわ)>



ただ「はさまる」というより、歯の間にものが詰まって、じゃまな感じも出ていて、

方言の表現っておもしろいなあ、と思います。

じつは酒飲みのお客様はこの「はさかる」食べものが大好き。

料理でいえばお正月の「棒だら」「牛すね肉の煮込み」

かわきものでは「ハードサラミ」や「鮭とば」など。

「するめの天ぷら」などはお客様の注文がない日がありません。



京のおばんざい料理で「はさかる」代表的なものが「身欠きにしんの煮もの」です。

にしん蕎麦の上に載っているような柔らかいのでなく、

歯ごたえを残した「はさかる」くらいの。。。

茄子の豊富なこの頃になると、店先には身欠きにしんが出ます。

半干しの感じのやわらかめの干しにしん、

米のとぎ汁につけて戻し、水洗いして米ひとつまみを入れた水で、

やわらかくなるまで湯掻きます。

鍋に昆布水と醤油、味醂、砂糖を合わせて煮立て、にしんを入れて中火からとろ火で煮ます。

縦半分に切った茄子は、包丁目を入れ水に放してアク抜き。

醤油と砂糖のうす味でこの茄子を煮て、

先に煮たニシンを煮汁ごと加え、赤唐辛子を入れて煮合わせます。

「はさかり具合」が料理の決め手です ♪♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後に、あなたの力=命ヂカラ

【実績がないこだわりは、「こだわり」ではなく、単なる「自己満足」】


今までの自分のやり方で、結果が出ていなかったのですから、

当然のことながら、そのやり方にこだわっていては

今までと同じ結果に終わります。
 
まずは、今までのやり方を変えなくては始まりません。

今までのやり方を捨てるということが大切です。

■結果の出ない人
 
①素直じゃない人
②何かあればすぐに自分のこだわりを言う人
③理由ばかりつけて、なかなか動かない人
④何も学習しない人
⑤人のせいにする人
⑥お金払いの悪い人
⑦レスポンスの遅い人、返事をしない人
⑧結局、自分しか信じていない人
⑨どこか他人事だと思っている人

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

慈愛の心を持ち、慈悲の心を忘れなきゃ、と思います。

だって、過去は、今ここにある現在と繋がっていて、

そして未来へと一直線で繋がってるいるから。



先週後半は蒸し暑さもひと段落でしたね。

体調管理の折り返し点、休息と水分補給を

皆様どうぞ忘れずにしてくださいね!!

明日、火曜日は普段どおりの営業です。

今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)

ゆったり、ほっこり♪


昆布大使・巻き寿司大使・岩佐 優



うさぎや便り・夏・2015・8月

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連続の猛暑日できびしかった夏も・・・



こんにちは。

うさぎや 店主の岩佐です。

お盆も過ぎ、

夏の大移動の余波も終わったところで、

ほっと一息つける涼しさになりました。

ご郷里で何日かお過ごしになった皆さまも、

もうふだんのお暮らしに落ち着かれたでしょうか。
夕方気がつけば降るような蝉の声が

すっかりツクツクボウシに変わっています。

地蔵盆もすんで、京都の夏が終わります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「可愛い女の子」と「可愛いと言われて育った女の子」とは?



今日は子供のお話です。

変なタイトルですが、自分の中のイメージ的な発想もあって、

この二つのことを客観的に捉えて考えてみようと思ったのです。

これを思ったきっかけは、小学生や幼女の芸能界デビューが、

子どもの育ちにとって何か影響があるだろうか?という浅い疑問でした。

が、いろいろこのことを実例に照らして考えている内に、

女性の幸せな生き方にもつながると思えてきました。

それがどんな生き方か?

そこを書き出すのが難しいと思いながらも、あえて書くことにします。

話の角度を変えると、子どもを取り巻く生育環境は、

選択できるものとできないものがあります。

当たり前の話ですが、子どもは、親を選択できない。

でも、親は子どもの育つ環境をある程度選択できる。

昔からあるのが英才教育で、音楽などはずっと長く続いています。

だから、ここに書こうとすることは正に老婆心からで、

大して人の生き方に参考になることかどうか分かりませんが・・・

子役デビューなどを見ていますと

最近少し気になることがあります。

子役はどう育てられるかという点です。

言い方を変えると、子役という職業で、子どもに何が刷り込まれるかという問題です。

特に、「可愛い」と評価される子ども

「可愛い」と評価される事の何が子どもにとってダメなのか?のテーマです。

つまり、「可愛い」という他者からの刷り込みによって、

その人物は人の評価を自分に取り込み、

それが自分の姿だと認識し、拠り所とするのではないでしょうか?

その懸念でもあり、子どもの生育への大人の関与への苦言のようでもありますが

それが気になって仕方がなかったからです。

芸能界の子役は誰からも「可愛い」といわれるように仕立てるし、

美貌を放っておく手はありません。

その舞台に飛び上がる年齢にもよりますが、

①そういった中で自分にきちんと向き合い、自分を確かめられる人間になるか、

②または、すり込まれた幻想を信じて疑わない生き方になるのか、

担当者はそんなことまで給料に含まれてはいないし責任はありません ので

私は、人から可愛いと言われなくなったら途方に暮れるんじゃないかと

②の後者に関しては思います。

それもその人の生き方ではあるし、

横からなにか言うことでもありませんが・・・・


私がいうのも変におこがましいし憚れますが、

女性はだれでも宝石を持って生まれ、

それを磨くことで本物の女性になるものだと思っています。

磨かないのに輝いていると思っている人は、

何かが変ではないかな?

これは、美しく生まれるということとは無関係な問題で、

ここを上手く表現できないので色々書いてしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週の”はさかる”の方言に反応しています。

来年サミットの開かれる風光明媚な三重県・志摩の地域ですが、‟はさかる”って言うそうです。

徳島、和歌山ともに不思議に共通する方言が多いのですね。

また、ずつない(お腹が一杯で苦しいさま)とか

ほたえる(ふざけて暴れる)とかごう湧く(非常に立腹する)とかも言います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなたの力=命ヂカラ

泣くのを我慢していた強い子に

「辛かったね、頑張ったね」って

撫でてあげると泣き出しますよね。

辛くても頑張りを認められず、

弱音を吐くこともできず、

体を壊すほどに我慢している

大人たちはたくさんいます。

大人も昔はもともと子供なのに♪

今週もがんばります!

明日、火曜日は普段どおりの営業です。

今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)

ゆったり、ほっこり♪


昆布大使・巻き寿司大使・岩佐 優